山下達郎のファンは知っている!『COME ALONG』はこんなアルバム
山下達郎のアルバム『COME ALONG』は、本来CDショップの店頭演奏で使用するために制作されたものです。
3部作で、1作目は1979年にアナログ盤としてレコード会社のスタッフのアイデアから制作されました。
A面はノリの良いディスコ調に、B面はハワイのラジオ局を意識したDJで楽曲をつないだカセットテープでした。
知る人ぞ知る!山下達郎ってこんな歌手
いまや、夏の楽曲のヒットメーカーとして知られる山下達郎。近年では、映画の主題歌でも話題です。
山下達郎は、アメリカの音楽に強く影響を受けたミュージシャンとして知られています。
アメリカならではのドゥーワップやアカペラにおいては、日本では先駆者ですね。
ボーカル、ギター、コーラスもすべて一人で手掛ける、日本では珍しい職人タイプのミュージシャンです。
プロモーション用のレコードが評判になり商品化
もともとプロモーション用に制作されたカセットテープだった『COME ALONG』。
商品化にともない、ジャケットのイラストには人気イラストレーターの鈴木英人、DJは小林克也を起用。
夏らしい世界観の、3部作シリーズの作品に作り上げたのです。
そして、カセットテープからEP、LP。そしてCDと進歩をとげたのです。
1980年代のリゾート音楽の金字塔『COME ALONG』
作品が発表された1980年代は、ディスコ全盛の時期でした。そのためか、ダンサブルな楽曲が多く収録されています。
「レッツ・ダンス・ベイビー」「ついておいでよ」「ラブ・スペース」など。
発売当初は、邦楽を使うディスコでも使われていたようですね。また、現在ではクラブイベントのBGMとしても採用されています。
気になる!1作目の『COME ALONG』の口コミ
この作品は、1980年代に発表されたものです。「子どものころに、親や先輩に聴かせてもらった」方が多く購入しています。
当時はDJ入りの作品が珍しく、また踊るための日本の音楽も少なかった時代でした。
子ども心に新鮮だと印象に残っていた作品なので、懐かしく購入したという口コミが多くみられます。
イッキに山下達郎を話題の人にした『COME ALONG 2』
シリーズの2作目は1983年に発表されました。1作目の評価を、2作目でさらに上げたと評価の高い作品です。
当時の大ヒット曲「あまく危険な香り」に、「SPARKLE」「LOVELAND, ISLAND」。
そして、山下達郎をイッキにメジャーに押し上げた「RIDE ON TIME」も収録。
楽曲をDJでつなぐラジオのようなスタイルの作品が、一般にも定着させた作品です。
シリーズでは2がイチオシという口コミもあります
アルバム『COME ALONG2』に収録されている楽曲の「RIDE ON TIME」は、CMとのタイアップで大ヒットしました。
その後、山下達郎はヒット曲を連発。ライブも積極的に行いました。
そのため、山下達郎のファンもイッキに増え、ヒットメーカーとして広く知られるようになりました。
口コミでは、2作目が一番懐かしく感じられて、シリーズのなかでは一番のお気に入りという声も聞かれます。