【Glory or Dust】について

【Glory or Dust】は、ヒプノシスマイクの6つのディビジョンメンバー18名が集結した曲です。

2021年4月に配信リリースされました。

疾走感あふれるロックサウンドをバックに語られるラップがかっこいい楽曲です。

1度聞くと、その爽快感に心奪われますよ

【Glory or Dust】は、6つのディビジョンのメンバーがそれぞれラップで対決します。

そして、この中で勝者を決めるというストーリーになっています。

それぞれのチームが、どのようなことを主張してるのでしょうか?

そして、各メンバーはラップの中で何を伝えたいのでしょうか?

気になる歌詞について徹底的に紐解いていきましょう。

【Glory or Dust】の歌詞を考察

冒頭のフレーズは

提示するこの Basic
基本のキの字

出典: Glory or Dust/作詞:invisible menners(平山大介・福山整) 作曲:invisible menners(平山大介・福山整)

このフレーズから、ヒプノシスマイクの6つのディビジョンが集結したラップが始まります。

各ディビジョンのキャラクターが順に登場し、ラップバトルが繰り広げられる歌です。

まずは、イケブクロ・ディビジョンの"山田一郎"がマイクをにぎるシーンからスタート。

車の上に乗りラップバトルを開始します。

冒頭のこのフレーズは何をいっているのでしょうか。

自分たちのエリア(イケブクロ)が基本だということを提示しているシーンから始まります。

自分たちが中心だということを言いたいのですね。

他のチームへの威嚇している雰囲気が伝わってきます。

ヒプノシスマイクの中心は全てイケブクロ」といっているような感じでしょう。

その後、別のディビジョンメンバーに移り変わりラップを展開していきます。

ラップバトルを繰り広げているMVも見応えあります。

このフレーズはバトルの始まりを期待させますね。

今後、どのようなストーリーが展開されていくのでしょうか。

満たされない世界

キミの言葉は誰のモノ?
明日得る未来誰の為のモノ?(クソッ)

出典: Glory or Dust/作詞:invisible manners(平山大介・福山整) 作曲:invisible manners(平山大介・福山整)

このフレーズはシブヤ・ディビジョンの"乱数"が歌っています。

この前のフレーズでは、自分の時間を奪われることについてイラ立ちを感じていることを伝えています。

どんな対価を払われてもこの時間は譲れないものということでしょう。

なぜ、時間がここまで大切なのでしょう。

渋谷(シブヤ)という人が多く行き交う街では、時間がいくらあっても足りないのでしょう。

したいことが多く、1日24時間では足りないのかもしれません。

自分の時間は貴重で、どれだけ時間があろうとも全て自ら使いたいといっていますね。

また、これから訪れる時間は自分のためのものではないということを悲しんでいます。

このことから、わかることは仕事にいつも追われているということでしょう。

自由に使える時間というのを夢見ていることがわかるフレーズです。

自分へのあてつけ

言い訳なんぞは良いワケない
歪んでいるのは私自身か

出典: Glory or Dust/作詞:invisible manners(平山大介・福山整) 作曲:invisible manners(平山大介・福山整)

このフレーズはシンジュク・ディビジョンの"一二三"によるものです。

どのようなことを意味しているのでしょう。

時代が移り変わっていく中で生まれた、トラブルや厄介なことはあります。

また、自ら起こしてしまうトラブルもあるでしょう。

しかし、そのようなことに言い訳はしてはいけないといっているフレーズです。

また、もしかすると自分が歪んでいるのではないかともいっています。

ここでいう歪みとはなんでしょうか?

ギターの歪んでいる音色」だったり「地震により歪みが生じる」なんてときによく使用します。

歪みというのは、ゆがんでいたりうねっていることでしょう。

世の中の闇はもちろん、自分の弱さなどを総称して歪みといっているような感じがします。

前向きなこと

だけど学んだ学ぶんだ今日も
教えた分の何倍の強度

出典: Glory or Dust/作詞:invisible manners(平山大介・福山整) 作曲:invisible manners(平山大介・福山整)

このフレーズはオオサカ・ディビジョンの"盧笙"によるものです。

人は、多くのことを知ると学びたいという気持ちが薄れてくるものです。

これまでにさまざまなことを経験し生まれた自信から、プライドを持つようになります。

オオサカのメンバーからは、絶対に高みに上りたいという「ハングリー精神」のようのものがうかがえます。

一度プライドを持つと、謙虚に学ぶことが難しいでしょう。

しかし、学ばないといけないと伝えています。

また、その方がより強くなれるといっていますね。