Division All Stars【Hang out!】歌詞を考察！気づきの為の7つの法則に迫る

ヒプノシスマイクのDivision All Starsが2021年7月に発表した「Hang out!」。

Division All Starsというだけあり、主要キャストが顔を連ねています。

ヒプノシスマイクの主題歌としても作られたこの楽曲。

それぞれキャストの個性が表現され、楽曲を聴くだけでキャストをイメージできてしまいます。

タイトルでもある「Hang out!」、つまり「遊ぼう」は作品のイメージそのものです。

ヒプノシスマイクという表現方法で、戦い生き残る術しかない彼等。

真正ヒプノシスマイクの被害を受けた者も多く、切ない過去と向き合わなければならないことも。

苦しみながらもその姿を見せずに、懸命に自分達の存在意義を模索します。

明るく、仲間を信じ、未来を信じて。

そんな彼等は今日を楽しんで生きています。

「Hang out!」まさに遊ぶように。

キャスト達の生き様そのものを表した楽曲は、ヒプノシスマイクらしい作品です。

それでは、そんな「Hang out!」の世界を紐解いてみましょう。

冒頭、山田兄弟のイケブクロディビジョンから始まるリリックです。

いつも粋なリリックを魅せてくれる山田兄弟。

そんな彼等が、この新しい楽曲「Hang out!」について紹介するリリックがこちら。

「耳を貸せ」といわれずとも、聞いてしまう陽気なラップが印象的です。

今季のマスターピース、つまり今回発表された傑作と表現しています。

最初から、楽曲のお株をあげてくる。

ボルテージを初っ端から最高潮で流し込んでいこうとする山田兄弟らしさがあります。

しかも、彼等兄弟でも史上最も突飛なレコメンドとありますから、相当です。

レコメンドですから、彼等が特に薦めているということ。

最初からレベルを上げて挑んでくる。

彼等らしさが表現されています。

極道をベンチャーと呼び、年下をガキと呼ぶ。

愚連隊や警察というそれぞれの組織の中、崩れることは許されないのがマットトリガーです。

どちらにおいても、人を評価するのに必要なのは、減点法じゃない。

組織に必要なのは減点法ではなく加点法ということでしょう。

それが彼らのやり方ということであり、それが分からない阿保には甘くない。

補佐であろうと、本部長であろうと、若衆であろうと。

階級だけで人を判断せず、その人の中にある良さを加点法で見つめるのです。

武骨で荒っぽいように見せつつも、芯があって優しい眼差しを持っている。

MAD TRIGGER CREWらしいリリックです。

ポップな見た目と、愛嬌のある立ち振る舞いが印象的なフリングポッセのメンバー。

とくに乱数は、特別な存在です。

デザインの依頼を受けるなど、芸術性を求められているものの執着は無し。

また人に影響を与えることは好きだけど、だからといって主体で動くのは嫌。

面倒なことは誰かにやってもらって、面白い事だけを楽しみたい。

まさに本能で生きる彼ですが、わがままなその態度も許されてしまう。

元来の「弟キャラ」が憎まれない理由なのでしょう。

でも、そんな中でもひそかに秘めている挑発。

このリリックにも、Happyなど愛らしいリリックを表立って表現しています。

しかしその裏側には乱数らしい挑発が見え隠れしているのです。

愛嬌と挑発という2面性も魅力。

そんな掴みどころのない彼等は、多くのファンに愛されています。

医師とサラリーマンとジゴロ。

不思議な組み合わせの麻天狼ですが、他のディビジョンにはない謎が多いのも魅力。

そしてこのリリックも麻天狼らしく印象的です。

一見すると、夜の人気のない闇の中、裏社会の仕事をしているかのような意味深なもの。

しかし、ここに麻天狼らしいウィットに富んだリリックがあります。

それがこちら。