GReeeeNの1stアルバム『あっ、ども。はじめまして。』より【MISS YOU】に注目!
1stアルバム収録曲
今回ご紹介する【MISS YOU】は、アルバム『あっ、ども。はじめまして。』収録曲です。
2007年にリリースされた記念すべき1stアルバムですね。
収録されている楽曲の多くが前向きになれると評価されていて、実に彼ららしいアルバムに仕上がっています。
ストレートで分かりやすい歌詞に、ミディアムチューンのナンバーからバラードソングまで。
悲壮感がなく聴いたあとの爽快感も楽しめるアルバムです。
そしてその中からご紹介する【MISS YOU】は改めて恋人の大切さに気付かされる恋愛ソング。
付き合っていると色々なことがあり、喧嘩することもあるでしょう。
お互い想っているのにすれ違い、寂しさに襲われることもあります。
そんなすれ違いや寂しさ、でも愛しているということを歌った共感できる1曲です。
今回はこの【MISS YOU】の歌詞に迫ってみたいと思います!
恋人がいる人はぜひその人との思い出を振り返りながら読んでみてくださいね♪
音源はYouTubeでチェック!
【MISS YOU】その言葉に込められた想いとは?
「君」という存在の大切さ
二人毎日がすれ違い 近い間柄も少し遠い
君からもらったオルゴール「昔の二人」に記憶戻る
「言葉」にする 本当にテレてしまうから
こいつ代わりに 言ってくれないかな
本当はいつも思ってるアリガトウ
君は僕の宝物
出典: MISS YOU/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
最初の1行目を見ると、この2人は付き合ってしばらく経つ恋人同士でしょう。
何年も付き合っていて、かなりお互いの距離が近い間柄のようですね。
しかしそんな関係でもだんだんと距離を感じる程に、“すれ違い”が生じてしまっているよう。
そして主人公はそれを危惧している様子がわかります。
なぜなら、2人の思い出でもあるオルゴールを見て昔のことを思い出しているから。
きっとそのオルゴールをもらった時の事や、無邪気に笑い合った事、照れ臭かったことなどあったのでしょう。
初めて手をつないだ時の恥ずかしさや初々しさなども思い出しているのかもしれません。
そしてそんな昔の2人を思い返すと、やっぱり「君」の事が大切なんだと気づかされます。
いつも思っている感謝の気持ちを3,4行目では照れくさいと表現しています。
そして言いたくても言えない気持ちをオルゴールに託したい。そんな気分のようです。
こんなにも大切な「君」と、なぜすれ違いが生じてしまうのでしょうか。
恋愛をするとずっと仲が良く、お互いの距離を同じように保っていられることの方が少ないと思います。
倦怠期もあるでしょうし、干渉されたくない時もあるでしょう。
それでもふとした時にその状態を嘆きたくなる時がくるのです。
そしてこの楽曲の主人公のように、昔の思い出に想いを馳せては存在の有難さを噛みしめるのです。
そうやって離れた距離を上手に近づけながらずっと一緒に居られる。
それが愛を育むのに大切なことなのかもしれませんね。
改めて実感する君の優しさ
「今日も仕事で逢えない」という僕に
君はいつでも「ガンバレ」って言ってくれて
何億という日とがいるこの地球(ホシ)の上で
君を見つけたのは 奇跡なんです
出典: MISS YOU/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
仕事が忙しく、なかなか逢えなかった時もあったようです。
そんな時でも「君」は主人公に文句をいうでもなく、怒るわけでもありませんでした。
現状を理解し応援してくれる、そんな素敵な彼女だったようですね。
今改めて思うのは、主人公にとってそんな優しくて理解のある女性は「君」しかいないということ。
主人公はそれを5行目のように「奇跡」だと感じています。
いつも一緒にいてそれが当たり前になってしまうと、こういった気持ちも忘れがちです。
すれ違った今だからこそ、主人公は改めて2人のこれまでの関係を見つめ直すことができたのはないでしょうか。
この気持ちは誰にも負けない
時には僕らケンカをしたり 分からなくなってまた悩んだり
足早に過ぎる日々の中で 君の気持ち気付けなくて
だけどいつも僕ら二人で 笑い合った日々が宝物で
いつまでも君が大好きで 誰にも負けない気持ちなんです
出典: MISS YOU/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN