GReeeeN「花唄」

2011年発売のシングル

「花唄」は、2011年6月に発売されたGReeeeNの12枚目のシングルとその表題曲です。

2009年に「遥か」がリリースされてから2年以上の間隔をあけてリリースされました。

疾走感のあるサウンドを背景に自分らしく生きる決意を歌う、明るいロックナンバーとなっています。

カップリングにはアサヒビール「アサヒ一番麦」「企業広告 ともに、明日へ」のCMソングとなった「every」と、GReeeeNとしては珍しいインストゥルメンタル曲の「PRAY」が収録されています。

久々のリリースながら、オリコン週間チャートでは7位を記録しました。

収録アルバム「歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?」

GReeeeN「花唄」の歌詞情報が知りたい!PV動画検索ランキングに迫る!の画像

「花唄」はGReeeeNの4枚目のアルバムにも収録されています。

「歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?」という、覚え切れないほど長い個性的なタイトルの作品です。

「花唄」以外にも、「ソラシド」や「オレンジ」、ベッキー♪#とコラボした「GOOD LUCKY!!!!!」などのシングルが収録されたこのアルバムは、オリコン週間チャートで2位、年間でも30位を記録し、ランキングに60回登場するロングヒットとなりました。

爽やかさ溢れるPVにも注目

高校の軽音楽部を描いた「花唄」のドラマ仕立てのPVにも注目です。

7分以上という長い動画では、曲の前後に登場人物たちの心情描写がくり広げられます。

感情を爆発させて楽器をかき鳴らす高校生たちの演奏が、他の生徒たちや先生、用務員さんの心まで動かして皆で気持ちを解放させていく様子が熱く描かれる内容です。

切なくも爽やかなラストが青春を感じさせます。

「花唄」の検索ランキングは?

Yahoo!JAPANで「GReeeeN 花唄」と検索ワードを入力すると、「歌詞/pv/ギター/tab/ベース」と検索候補が続きます。

また、Googleで同じように検索しようとすると、「歌詞/pv/バンドスコア/パート分け/ドラム」と続きます。

検索候補1位に歌詞2位に「pv」とあることから、やはり皆が特に気になっているのは曲の歌詞や曲を聴けるPVだということが分かりますね。

そのあとに続くのは、バンド向け楽譜を指す「バンドスコア」や「tab」譜、楽器パートなど、バンドで曲をカバーするときに必要な情報を調べるための検索ワードです。

曲の全編にわたって疾走感のあるバンドサウンドが印象的なこの曲を、バンドでカバーして演奏したいと考えている人が多いようですね。

未来へ向かって飛ぼうとする若い気持ちを歌った明るい歌詞で、文化祭などのライブにもぴったりの曲でしょう。

歌詞を紐解く

GReeeeN「花唄」の歌詞情報が知りたい!PV動画検索ランキングに迫る!の画像

大人になっていく中で

僕らが生まれる 何千年も前から
空にお日様 野には咲く花
変わらずあるのに
生きていく中で
抱える荷物も増えて
見栄や虚勢がアスファルトが
気持ちを隠した

出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

曲の歌い出しでは現状に悩む若者の心情が描かれています。

元々人間は他の動物と同じように、何も縛るもののない自由な自然の中で生まれたはずです。

それが成長して大人になっていくにつれて、しがらみや制限が増えて窮屈になっていきます。

「アスファルト」は「学校」「会社」など、ルールの多い人間社会を表しているのでしょう。その対称にある自然の自由をうらやむ心情がうかがえます。

変わっていく物変わらない物 もがきながらも自分らしさを
今も過ぎてく一瞬一秒 心のままにあるべきようにあれ

出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

いくら自由をなつかしんでも、誰もが大人にならなければなりません。

その過程では、どうしても変わっていく物もあります。

そんな中で、自分らしさを変わらず守っていこう、心のまま今を生きていこう、と曲は歌っています。

花を咲かせるために歌う

響けよ僕らの声よ
大切なのは胸(ここ)にあるだろう?
今君だけに出来る形で
大きな花を咲かせてやれ

出典: 花唄/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN