「Green boys」という曲
4人組音楽グループ「GReeeeN」。
数多くのヒット曲を生み出し、楽曲のほぼすべてがCMソングや主題歌として起用されるという異例の実績を持つアーティスト。
いまや、日本の音楽シーンを語るには絶対に欠かすことのできない存在となっています。
メンバー全員が歯科医師免許を持ち、その仕事と両立させるため顔を伏せて活動しているというのは有名な話ですよね。
意外と知られていないのは、福島県で結成されたグループであるということ。そして普段も福島で歯科医師の仕事をされているんですね。
今回ご紹介する「Green boys」という楽曲は、そんな福島出身である彼等の、特別な思いが込められた一曲なんです。
この記事では、曲の誕生秘話からファンだけでなく多くの人々に見てもらいたいPVをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
東日本大震災復興のために作られた曲。
2011年3月11日。日本だけでなく、世界中を震撼させた東日本大震災があった日です。
「Green boys」は、3.11で自身も被災したGReeeeNが、震災復興のために作った楽曲です。
震災直後は、歯科医師としてできることを懸命にやり遂げてきたメンバー。
震災から2か月が過ぎた2011年5月。GReeeeNは、「GReeeeNとして、自分たちにできることを」と新たな活動を始めました。
それが「Green boys project」です。このプロジェクトは、「Green boys」の発表と共に開始したものです。
「音楽で勇気づけられるかもしれない」という想いで作られ、当時、無料配信という形で発表されました
GReeeeNの公式メッセージをご紹介します。
お水を届けるように、音楽を被災地へ届けたい。
その思いをカタチにします。
多くの関係者の方々にご協力のもと、
期間限定ではありますが、
『Green boys』を無料で配信できることになりました。
ダウンロードして聴くのも無料、
カラオケバージョンを落として歌うのも無料、
友だちや恋人にプレゼントするのも無料です。
もちろん、被災地で暮らす方々へ贈ることだってできる。
これが、僕たちなりの「できること」です。
出典: http://greeeen.co.jp/category/green_boys_project
支援物資とは違い、直接の手助けにはならないかもしれない。
けれど、音楽には心を癒す力があると筆者は思います。そしてそれは、音楽に携わる人誰もが思い、願うことだと思います。
「GReeeeNとしてできること」を懸命に考え、出した答え。そうして生まれたのが、この一曲でした。
「Green boys Project」とは。
「Green boys project」とは、GReeeeNによる復興支援活動です。
主な活動は「Green boys」という楽曲の発表と無料配信、そしてミュージックビデオの制作です。
GReeeeNからのメッセージをご紹介します。
また、下記のリンクからはメンバー直筆で綴られたメッセージを見ることができます。
今、季節は、冬から春へと移りました。
今なら、音楽が、誰かの気持ちをほぐし、温め、勇気づける事が出来るかもしれない。
僕たちGReeeeNにできることを、つまり音楽を、
一人でも多くの人に届けようと思います。
2011年5月。GReeeeNは、2つの新しい挑戦とともに
「Green boys Project」をスタートします。
出典: http://greeeen.co.jp/category/green_boys_project
GReeeeN、直筆で「Green boys project」始動を発表 | BARKS
GReeeeNが直筆コメントで「Green boys project」をスタートさせることを発表した。
収録アルバムはこちら。
「Green boys」の収録アルバム情報をご紹介します。
同曲は、2012年6月にリリースされたアルバムに収録されています。
『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ！？』
有名な早口言葉をオマージュしたタイトルですね！
これ、言えますか？筆者、何度も挑戦しましたが無理でした……。かなり難易度の高い早口言葉ですので、挑戦してみてください！（笑）
さて、同アルバムは数種類でのリリースとなっていますのでそれぞれご紹介していきます。
- 通常盤
まず、こちらが通常盤ですね。内容はCD1枚のみとなっています。
収録曲には、武田鉄矢さんやベッキーさんとコラボレーションした曲も収録されておりマルチに楽しめる1枚ですね♪
シンプルなのが好き！という方は、こちらがおすすめです(*^^*)
- 初回限定盤A
