GReeeeN【MISS YOU】歌詞徹底解説！「君」に逢いたくなる時って？すれ違いの毎日だけど…

忙しく過ぎていく日々を振り返り、「君」に構ってやれなかった後悔もありそうです。

2行目の「君の気持ち」には、これまでなかなか応えてあげなかったのかもしれませんね。

それはきっと「君」ならわかってくれるという甘えもあったのではないでしょうか。

言葉や行動で伝えなければ伝わらないのと一緒です。

想いを伝える事や応える事をないがしろにするとあとで後悔しか残りません。

しかしここで主人公は自分の強い愛情に気が付きます。

4行目でいっている“気持ち”は、「君」へ真っすぐ伝えるべき想い。

それに気が付けた主人公は、最初に「オルゴールに代弁して欲しい」なんてもう思いません。

きっと次に会う時は自分がどれだけ「君」を大切に想っているかを伝えることでしょう。

ここからはさっきまでの昔の2人を思い返しているのではなく、現実に目を向けてみましょう。

まず注目するのは2行目のフレーズでは「君」が家で待っています。

このことから2人は現在同棲中であることがわかりますね。

自分は毎日遅く帰り、「君」を待たせてばかりいる…。そんな申し訳なさが伝わってきます。

2、3行目の光景を思い描くと伝わってくるのは「君」の寂しさと健気さです。

本当は起きて彼の帰りを待っていたいのでしょうが明日もあるので寝なければいけません。

“今日は”とあるので、連日起きて待っていたのかもしれませんね。

本当は起きて待っていなきゃいけないけど、今日はごめんね。そんな健気な気持ちが伝わってきます。

そしてそのメールを見て彼女の寂しさも感じ取ったのでしょうか。

1人にしてしまっている現実が申し訳なく、急に逢いたくなる主人公の気持ちが表現されています。

いつだって怒って責めるでもなく文句をいうでもなく、自分の事を気にかけてくれていた「君」。

その優しさが愛しくなった瞬間ですね。

そしてやっとたどり着いた君の待つ家。

いつもなら足音を立てずそーっと入り、コソコソと寝る支度をするのでしょう。

しかし今日の主人公は違います。

今日は愛しい「君」の顔が見たくて、急いで帰ってきたのですから。

すれ違って離れて行く心を見過ごすのは簡単です。

でもそれを、なんとか繋ぎとめてもう一度笑顔で笑い合った日々を送りたい。

そんな主人公の切なる願いが伝わってくるようです。

きっと彼女も主人公を待つ気持ちのまま眠りについたはず。

起こすつもりはなくとも、帰ってきたことを感じてほほ笑む彼女がそこにはいるのです。

なんという幸せな光景でしょうか。

“この笑顔を守りたい”。きっと主人公は強くそう思ったはずです。

そしてこれこそが自分達が一緒に暮らしている今の幸せなんだと改めて思ったことでしょう。

最後の2行では、もっと大きな意味での幸せを感じ思い描いていることがわかります。

おそらく主人公にとって彼女は人生の一部。

無くてはならない存在で、つまりは結婚もしてこれから先ずっと一緒にいたいと思える人だと思います。

彼女を幸せにしたいと誓いたくなるような、とても愛に満ちた歌詞ですね。

いかがでしたでしょうか？

恋人たちにありがちな“すれ違い”をテーマにした愛を感じる楽曲でした。

歌詞を読みながら大好きな人に逢いたくなった方もいたのではないでしょうか？

日々を過ごす中でその存在が当たり前になってしまうことは、時に寂しさを生みます。

感謝や想いは伝えてこそ。

それを教えてくれるような素敵な1曲でしたね。

みなさんは誰に想いを伝えたくなりましたか？

GReeeeNの楽曲はとてもストレートで分かりやすい歌詞が魅力的です。

今回ご紹介した【MISS YOU】以外にも、沢山の素敵な楽曲がありますのでぜひ色んな楽曲を聴いてみてください。

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