「蜜と遠吠え」について
アプリゲームのテーマ曲
「蜜と遠吠え」は、アプリゲームである「テイルズオブクレステリア」のテーマ曲です。
作詞作曲を行った川谷さんはテイルズオブシリーズのファンなのだそう。
ご本人のコメントで光栄なタイアップだったと語っています。
「蜜と遠吠え」自体はかなり前に作られたもののようです。
今回テーマ曲になるということでゲームの世界観を鑑みて書き下ろしたのだとか。
ゲームをプレイする楽しみの1つになりそうです。
楽曲をチェック!
あなたを求めて
曇り空、蜜の味
記憶違い、あなた、さようなら
甘い蜜を求めて
さよなら繰り返す 繰り返す
出典: 蜜と遠吠え/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
どこにいるのでしょうか。
愛しいあの人は今。
甘い蜜とはいつも心から求めているあの人以外にありません。
その姿が見えなくて探し求めています。
あの場所にいると思ったけれど、それは記憶違いだったのでしょうか。
もう何度別れを経験したか分かりません。
出会っては別れて、その度に体を引き裂かれるような辛い思いをしています。
いつになったら甘い蜜のようなあの人とのひとときを過ごせるのでしょう。
2人の間に平穏は訪れるのでしょうか。
それは神さえも知り得ないかもしれません。
あなただけを守りたい
罪が積み重なって
かえりみるまでもなく過ぎ去っていく
それでも僕は
誰に何を言われてもあなただけを
守りたいな
出典: 蜜と遠吠え/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
たとえどんなに罪深いことをしてそれが積み重なっていたとしても、あなただけを守りたいです。
主人公はそう思っています。
ここはゲームの世界観とリンクしているのでしょう。
主人公とその愛しい人は罪人なのです。
それはどうやっても変えようのない事実として刻まれています。
罪人には愛なんて似つかわしくないかもしれません。
そのことで咎を受けることもあるでしょう。
それでも主人公は、誰にどんな風にいわれたとしても愛しいあの人を守りたいと思っています。
どれほどの強い愛なのでしょうか。
たとえすぐ側にいなかったとしてもその気持ちが宙を舞い、きっとあの人に届きます。
希望は捨てない
どうして最後が愛しくて
どうしてこんなに悲しいんだ
生き散らした証に涙した
遠吠えみたいな恋でも
行方はあなただって
思って生きていくよ
命を灯して さあ行こう
出典: 蜜と遠吠え/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
1行目にある最後とは、あの人と会った最後の瞬間のことなのでしょう。
度々記憶が蘇るその時、愛おしさと悲しさが押し寄せます。
その溢れんばかりの感情に涙を流すことだってあるでしょう。
それこそ遠吠えのような大声をあげて泣き叫ぶのです。
そんなかっこ悪い恋だとしても行き先にあの人が待っていてくれると信じています。
歩みを止めることはありません。
どこにいるのかすら分からない愛しいあの人だけど、いつか会えると思っているのです。
命の光に火を灯して力強く進んで行きます。
どこかで必ず会えるという希望を捨てることはありません。
もしそれを捨ててしまったらきっと、全てが終わりを迎えてしまうでしょう。