信じるものができた幸せ

僕たちは 彷徨いながら ずっとこうして 歩いてゆくよ
ただいつもより 少し笑顔で 生きていける そんな気がする

出典: 街/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

街の夕暮れの景色がプレゼントしてくれたもの。

これはあなたがどう進んでよいのか信じられるものともいえます。

この信じられるものがあることで、あなたの日常が変わります。

どんな人でも一番輝いている表情は笑顔です。

そんな輝いている笑顔で生活できるって幸せですよね。

今まで無機質な世界をさまよっていたころと比べるととても大きな変化といえます。

迷ったって良い。

悩んだって良い。

今は信じるものがあるから、どんなことがあっても笑顔でい続けられる。

こんな笑顔の大切さを歌詞から感じます。

自分を飾ることの虚しさ

他人に笑われたプライド それにより失われた未来を
一つ一つ集め また積み重ね 生きていく毎日です
また一つ嘘をついて うつむいて 傷ついてる自分へ
「それじゃまたね。進歩が無いね」ホトホト飽きたんです

出典: 街/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

なぜ人は他の人に良く見られたいのでしょうか?

他の人に良く見られたいという欲求は、あなただけではなく全ての人が抱きます。

しかし、良く見られるためにしたことが自分の身の丈にあわないと非常に滑稽です。

身の丈にあわない背伸びは、自分自身ではあまり気づきません。

良かれと思ったあなたの行動は、他の人の目には失笑してしまう行動にうつります。

このような失笑ほどあなたが傷つくことはないでしょう。

だけどいくら傷ついたとしても、あなたは着飾ることをやめません。

このような行動は1度くらいは経験していることではないですか?

傷つきながらも着飾ることをやめられない生活。

信じるものがあるあなたには、簡単に抜け出すことができるようになっています。

素直な自分

他人のせいにしてばかりいる日常
仮面で守って作った 心情
許す事を知らず 生きた日々を
今はただ 恥ずかしくて ゴメンナサイ
少し変わった気がするよ 気のせいかもしれないけど
いつもただ 何かを守る為 『鍵』を掛けていたんだね

出典: 街/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

このパートでとても印象的なフレーズが「何かを守る為」です。

ここでいう「何か」とは何を意味するのでしょう。

自分を着飾り、偽った自分で無機質な世界を生活してきました。

これは、歌詞にでてくる「仮面」から判断できます。

そんな着飾った自分は、間違いを認めません。

だから人を許すこともできないのです。

信じるものを手に入れて、素敵な笑顔でいられる。

こんなあなたが、無機質な世界の自分をみると哀れでいたたまれなく感じるでしょう。

そうです。

「何か」とは、自分自身のことがあてはまります。

着飾る前の本当の自分を守りたかった。

こんな意味に解釈できます。

そのままで

これから先の人生で、たくさんの選択をしなければならない場面と遭遇します。

しかし、信じるものができて素敵な笑顔が得られたあなた。

迷ったり悩んだりしても、「本当の自分」でい続けよう。

GReeeeNは、このようなメッセージをリスナーに伝えている気がします。

ここで歌詞冒頭の「大事なもの」の答えがでましたね。

「街」でいう「大事なもの」は、着飾らない「本当の自分」ということです。

見栄をはる必要はない。

自然体で素敵な笑顔を持つ自分でいることが大事。

GReeeeNの「街」は、このような解釈で良い気がします。

GReeeeNの「街」とあなたを重ねる

GReeeeNの「街」、すごく良い曲でした。

「街」で訴えられていることを、あなた自身のことと重ねてみてください。

少しドキっとしてしまうかもしれません。

どんなことがあったとしても、あなたの素敵な笑顔を決して忘れてはいけません。

あなたが笑顔で入れることで、自然と周りのみんなも素敵な笑顔になるでしょう。

GReeeeN「街」で僕たちって誰のこと?

【GReeeeN/街】歌詞の意味を解釈!リアルな歌詞が突き刺さる!僕たちってGReeeeNのこと?の画像

ここまでGReeeeNの「街」の歌詞をひも解いてきました。

彼らが表現している「僕たち」は、GReeeeNのことを意味しているように感じます。

GReeeeNとして活動していくなかで、「本当の自分」を見失いそうになったのでしょう。

そんな自分たちに向けて、これから先も「本当の自分」でいる大切さを歌にしたのでは?

こんな感覚を持つGReeeeNだから、多くの支持を受け続けているのでしょう。

終わりに