【羽田ブルース/シシド・カフカfeat.横山剣with CRAZY KEN BANND】歌詞解剖♪

羽田空港へ向かう1台のタクシー。乗客はハマの野郎との別れを決意した1人の女性。

よほど頭に血が上っているのでしょう。彼女はタクシーの運転手に向かってハマの野郎への恨み言を言い始めます。

「もううんざりなの、ハマの野郎は……未練なんてないわ」

「空席があれば何処行きの飛行機でもいいから乗るつもり。あいつのいない街に行きたいから。」

こちらは未練タラタラのハマの野郎。

「あれもこれも勝手に決めつけて、濡れ衣もいいとこ、ほんとキツイ女だよ。」と言いつつ未練タラタラのハマの野郎は、きっと彼女が向うであろう羽田空港に向けて車を走らせます。

大好きな甘味屋に立ち寄って行くつもりの彼女と、そんな彼女の行動をお見通しなハマの野郎。

理解し合えている二人なのにねぇ……。

「こんないい女泣かせたことを後悔させてやる」って強気な彼女と「SEXYな彼女が忘れられない、許してほしい」と懇願するハマの野郎。

MVでは、シシド・カフカさんが髪を切るシーンが映し出されています。

長かった髪を切ってまで、ハマの野郎を忘れようとする彼女の強い決意が感じられます。

シシド・カフカさん、このMV撮影の際、本当に髪を切ってしまったんですね……長くて素敵な髪だったのに←もちろん髪の短いシシド・カフカさんも素敵ですよ！

髪を切ってまでハマの野郎を忘れようとしている彼女なのに、ハマの野郎からの着信がない事を怒っています。

女心は複雑なんです(笑)。

羽田空港に着いたハマの野郎。

出発ゲートに吸い込まれる彼女の後ろ姿を見つけましたが、時すでに遅し……。

大声で彼女の名前を叫んだら、その声に立ち止まってくれたかもしれないのに……。

カッコつけなハマの野郎は、そんなことはできませんでした。

飛行機の中、ヘッドフォンから聴こえる彼のブルースを耳にする彼女。

羽田空港の駐車場で、彼女の乗ったであろう最終便の飛行機を見上げるハマの野郎。

それぞれに未練タラタラなのに、意地を張る二人。このまま終わってしまうのでしょうか？

二人のその後が気になりますね。