和楽器バンドについて
詩吟・和楽器を用いることによって、日本の伝統芸能とロックを融合させた「和楽器バンド」が話題を呼んでいます。
TV露出の機会も多く、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ヴォーカル、ベース、ドラム、ギターに筝、尺八、津軽三味線、和太鼓を加えた8人組で構成しています。
ちなみに、筝(そう)とは琴と似た楽器ですが、筝には柱(じ)と呼ばれるパーツで音程を調節することができます。
対して、琴は柱が無いので弦を押さえる位置で音程を決めるため、両者は別の楽器となります。
和楽器バンドメンバーの名前とプロフィール!覚えて損はない華々しい経歴を公開!おすすめ曲も紹介! - otokake(オトカケ)
今世界中で話題の和楽器バンド。その魅力は三味線や尺八などの和楽器を使うパフォーマンスにあるのですが、どんなグループか知らない人も多いはず。そこで彼らの魅力に迫ってみました!
ボカロ三昧
ボーカロイドのカバー
和楽器バンドの記念すべきメジャーデビューアルバムです。ボーカロイド楽曲で構成されています。
1曲目の天樂、4曲目カゲロウデイズ、12曲目千本桜などが特に和のテイストが強い様に感じます。
9曲目のEpisode.0ではギターの町屋さんがメインボーカルを務めています。
ボカロ三昧おすすめ曲

YouTubeでも再生回数が最も多くもはや定番曲となった、「千本桜」はやっぱりおすすめです。
間奏部の三味線のソロに途中から筝が加わり、尺八のソロにギターが合わせてくるところなど、メンバーの演奏力の高さが伺えます。
それもそのはず和楽器隊とボーカルのゆう子さんはそれぞれの分野で師範代クラスですし、洋楽器隊も相当の経歴をお持ちの凄腕達です。

「天樂」も話題を呼びました。
この曲はヘヴィな雰囲気の導入に続き、弾け出されるかのように駆け抜けるイントロが印象的ですね。
ハイトーンのサビも耳馴染みが良く、約5分の演奏があっという間に感じられます。
個人的には、ベースの亜沙さんが制作したという「吉原ラメント」の世界観に魅かれました。
小説化もされているので興味のある方は是非どうぞ。
八奏絵巻
初の完全オリジナルアルバム
2015年に発売されたセカンドアルバムは、オリコンの週間ランキングでも1位を獲得するなど快進撃が続きます。
アルバム発売以前より、「戦-ikusa-」、「華火」、「なでしこ桜」は映像シングルとしてリリースしています。
アルバムを買う前に収録曲が確認できるのはありがたいですね。
デビュー前より投稿サイトで話題を集めているバンドだけにネットを活用してのプロモーションに長けていると言えそうです。
八奏絵巻おすすめ曲
