和楽器バンドのプロフィール
和楽器バンドというバンドグループを聞いたことがあるでしょうか?2013年に活動を始めた和楽器バンドは、デビュー前にメンバーの脱退もあったものの、2014年にメジャーデビューしました。
その時のメジャーデビューアルバムは、『ボカロ三昧』という、珍しいカバーアルバムです。ちなみに、ボカロとはVOCALOID楽曲のことを指しています。有名どころでは、初音ミクでしょうか。
話題になったカバー曲とは?

それでは、いったいなぜカバーアルバム、それもボカロ曲だったかというと、デビューを後押しすることになったある楽曲が関係しています。
この楽曲を通して和楽器バンドを知ったという人が非常に多いので、中には和楽器バンドのオリジナル楽曲と思っている人もいます。その楽曲が、『千本桜』です。
元々は『千本桜 feat.初音ミク』として2011年にネット上で公開された楽曲なんです。
2014年にYouTubeに公開されて以降、2018年3月1日時点で7700万回を超える再生回数を記録しています。
日本だけでなく世界からの注目
また、バンドの名前からもわかるようにパフォーマンスに和楽器も取り入れているという珍しいバンドです。これまでもなかったわけではありませんが、これほどまでに和楽器と洋楽器を融合させてはいませんでした。
和と洋がうまく組み合わさっていることで、POPS系統の音楽ファンにとなじみやすかったでしょう。
そして、海外では和楽器を使ったバンドということで話題になり、さらに確かなパフォーマンス力で惹きつけています。和の印象が強い楽曲はもちろん、メタルのような楽曲があるのも魅力の一つです。
『戦-ikusa』ってどんな楽曲?
そんな大注目の和楽器バンドが、2015年に『戦-ikusa』を発表しました。タイトルから和を感じますがいったいどのような楽曲になっているのか、見ていきましょう。
収録情報
『戦-ikusa-』が初めて収録されたのは、2015年発表のセカンド映像シングル、『戦-ikusa-/なでしこ桜』。
映像シングルとは言葉の通り、CDではなくDVDやBlu-ray形式の作品です。DVD、Blu-rayそれぞれ3タイプずつ発売されています。
また、同年秋に発売されたセカンドアルバム、『八奏絵巻』にも収録されています。こちらはオリコン最高位1位を獲得しています。
PVをチェック!!

和楽器バンドは、多くの作品をPVで公開しています。『戦-ikusa』も公開されていますからチェックしていきましょう。和楽器バンドは映像にもこだわりを見せていることが知られています。
このPVでは、8人のメンバーが円を描くように立って演奏しています。また、『戦-ikusa』というタイトルを意識してでしょう、中心には「戦」と書かれたのぼり旗がありますね。
和楽器バンドは美男美女ばかりですから、これだけでも魅力あるMVです。
それに加えて、メンバーが殺陣に挑戦しています。1番のサビまでじっくりと焦らして、殺陣に突入するので曲とともにテンションが上がるでしょう。
それぞれ使っている武器が違うのも面白く、見ごたえがありますが、最終的にどうなるのか、ぜひともPVを見て確認してください。個人的には間奏の時の映像の演出がおすすめです。
アニメ○○の主題歌に!!
さて、この『戦-ikusa-』ですが、実はアニメ『戦国無双』のオープニングテーマです。そして同じDVDに収録されている『なでしこ桜』は同アニメのエンディングテーマになっています。
ちなみに『戦-ikusa-』はゲーム『戦国無双4-II』の主題歌でもあります。
歴史上の人物が多数登場する戦国時代が舞台になっている作品です。メインとなるのは真田幸村、真田信之です。
気になる人はぜひともアニメの方もチェックしてみてください。すでに放送は終了していますがDVDが発売されていますよ。
タイアップの話が来てから制作されたという『戦-ikusa-』はこれまでの『戦国無双』シリーズの流れを汲みつつも和楽器バンドらしい仕上がりになっていますよね。