【EGG/木村カエラ】美しい世界観の歌詞が曲と共に心に響き渡る…。YouTubeでPVをチェック！

サビに入る直前の短い部分ですが、とびきり美しいメロディーと歌詞が際立っている部分！

ここではヒナ鳥について語られていますが、全ての生命の強さを意味しているのでしょう。

固い殻をやぶり、自分の力で出てくる生命力の強さが表現されています。何度も諦めずに内側から殻を叩くヒナ鳥。

やっとヒビを開けて出てきたヒナ鳥の姿を通して「命って本当にすごい！」と感じさせてくれます。

ちょっとしたサインに一番に気が付くのが親鳥。人間でいうと母親でしょう。

ヒビの入った卵から出てきたヒナ鳥は、まだまだすぐにつぶれてしまうような、守ってあげなければ生きられない存在です。

そんな卵を自分の温度で温め、しっかりと守る親鳥を通して、人間の母親の強さが見えてきます。

小さな命の一番近くにいて子供を守れるのは母親でしょう。

無条件に愛を与える親の強さ。そして親という存在の大切さ。そんなことを教えてくれます。

「EGG」の歌詞は、母親になった木村カエラだからこそ書ける歌詞と言っても良いでしょう。

子育てに悩むママにも勇気を与える曲だと言えそうです。

何をしても上手くいかないと自分を責めてしまう日々は誰にでもあるでしょう。

2番に入ると、そんな悩ましい日々に苦しみながらも、すぐそばには強い命があることを知らせてくれます。

いつか大きな羽を広げて旅立つヒナのような強い命が。

そう、悩んでばかりはいられないのです。

もう一度力強いサビに入ります。意を決した親が子供に贈るメッセージのように聞こえます。

きっと、木村カエラが自分の子供に贈るメッセージでもあるのでしょう。

小さな卵が強くなってゆくために、親の存在がとても大事なのだと教えてくれます。

最後はもう一度母親という唯一の存在の大切さを繰り返します。

そして卵がヒナになり、大きく羽を広げて羽ばたくまでずっと守っていくから大丈夫だよ。と、最後は親鳥からのメッセージで終わります。

どんなに毎日が大変でも、生まれた卵を無条件で守りたいと願う感情があふれ、涙が出てきます。

ドラマと同じように、保育園に子供を預けなければならないさまざまな事情を持った母親は多くいることでしょう。「EGG」はそんな人々に共感される作品に仕上がっています。

最近では絵本を出版したり、CHOYA梅酒のCMで着物を着たりと大忙し。多才な木村カエラから目が離せません！