浴衣メイクは控えめに

黒髪にはルージュのリップが合います。

しかし、レッド系はきつい印象に映ることがあるのです。

そこで、つばきファクトリーは薄紅(うすくれない)の優しいリップで仕上げています。

ファンデーション、アイライン、まつ毛は自然なメイク。

編み込みの髪型やリップに視線を集めることで清純さをアピールしています。

夏祭り会場は暑いので汗でメイクが落ちることもあります。

髪を夏らしいハーフアップにし、メイクを軽めにするだけで温柔な性格に見えます。

おすすめの浴衣メイクとカラーリングは?

【今夜だけ浮かれたかった】つばきファクトリーの浴衣姿とダンスシーンのギャップが魅力のMVに注目!の画像

ピンクのリップ以外では、オレンジ系もいいでしょう。

明るい印象に映り、笑うだけで相手の心が和みます

また、黒髪に抵抗がある人はダークブラウンもおすすめです。

髪色を明るくしすぎると浴衣の色合いによっては”ミスマッチ”になることもあります。

カラーリングする場合は着たい浴衣の色との相性も考えるといいかもしれませんね。

美容院は室内なので髪色はワンランク落とした色をオーダーしましょう。

夏祭り会場は外なので、イメージより明るく見えます。

夜になってしまえば関係ありませんが、待ち合わせは夕暮れ時が一般的です。

カラーリングの色は、慎重に選ぶと浴衣デートもうまくいきますよ。

ダンスシーンが表すモノ

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ダンス衣装と浴衣の温度差

浴衣で花火をするシーンに紛れてイケイケなダンスシーンがMVに流れます。

衣装はミニスカートにラメ入りのトップス、そして漆黒のショートブーツ。

ギャル感100倍の組み合わせです。

おしとやかな浴衣は「見た目」、ダンスシーンは「心」を暗喩しているのでしょう。

うら寂しい装いの下には「好き」という抑えきれない欲望が眠っているのです。

ダンスが激しければ激しいほど心臓は早鐘を打ちます。

口から溢れ出しそうなこの気持ち。

届かぬ想いを届けたい。

そんなもどかしい様子が浴衣とダンスシーンには描写されています。

とってもダンスしやすいリズム

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つばきファクトリー(浴衣)に視線を奪われがちなMV

しかし、間隙を縫うように入るダンスシーンも一見の価値があります。

アップテンポのデジタルサウンドに重厚なベース音。

これらの要素はダンスにぴったりのシチュエーションです。

もし、あなたが高校のダンス部員だったら、踊りやすいリズムだと直感で分かるでしょう。

上と下が分かれたダンス向けの浴衣も商品化されています。

今夜だけ浮かれたかった」のリズムで文化祭を蹂躙(じゅうりん)するのもいいかもしれませんね。

ラストのミュートが効果的!

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粋な演出に拍手喝采

全ての音楽が消えた後、MVには静寂が訪れます。

「阿吽(あうん)」を意味する一対の狛犬。

八咫(やた)の鏡がある本殿。

神様が通る参道。

それらを背景につばきファクトリー(浴衣)が横一列に並びます。

こちらを見つめて。

その視線には鈍い彼氏候補への怒りが込められているかのようです。

「あんなにアピールしたのに何もしてくれなかった」

「ただの遊びなの?」

「このまま帰るつもり?」

画面の向こうにはつばきファクトリー(浴衣)の訴えるような眼差しが宿っています。

そして、凝視した後、一斉に視線を外します。

「帰るフリをするけど、引き留めてね」

と言わんばかりの態度です。

きっと日本男児でもこうした複雑な感情を見抜くのは難しいでしょう。

だから、男女はすれ違うのです。

まとめ

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イントロのコンピュータボイスから歌詞、浴衣、メイク、ダンスシーンを紹介しました。

つい浴衣に目がいってしまうMVですが、れっきとしたダンスナンバーです。

もし、選曲で迷っているダンス部員がいたら、勧めてみると仲良くなれるかもしれませんよ。

ダンスは基本的に8拍で踊りを考えます。

そのため、曲も8拍で踊りやすいリズムを選びます。

一度決めたら、なかなか変更することはありません。

それは踊りも変えないといけないからです。

ある程度、ダンス部員の踊りが染み付いてから、曲を変えるのは致命傷となります。

そのため最初の段階、つまり選曲にはかなり神経を使います。

コンテストの優勝を左右する選曲。

何十曲もの候補を出して決まらなかったということも日常茶飯事です。

それぐらい選曲には時間をかけます。

登美丘高校のダンス部が一世を風靡したのは選曲がセンセーショナルだったからです。

もちろん部員の切れのあるダンスも目を見張るものがあります。

しかし、選曲や振付が面白くなかったら、ここまで凌駕した作品にはなっていなかったでしょう。

冬の恋の歌「低温火傷」でみせてくれるつばきファクトリーのパフォーマンスとは?かっこいいと話題のMVと、あの有名作家が手掛けたセンセーショナルな歌詞を一緒ご紹介!