第4位
Spring of Life
第4位は2012年4月にリリースされた楽曲「Spring of Life」です。
『キリンチューハイ氷結』のCMソングにも起用されました。
春らしい華やかなメロディーと弾けるようなダンスが魅力の楽曲です。
この曲を聴くと、ドキドキやワクワクを求めて行動したくなるような気がします。
Perfumeの3人はアンドロイドという設定。
コードに繋がれたままピシッとダンスをする姿は本当にアンドロイドみたいです。
感情が無いはずの彼女たちも"恋をしよう"と様々な行動を起こします。
しかし最後にコードを抜いた途端、やっぱり自分達は機械だったと思い知らされるのでした。
恋する感情を表現した姿はとても可愛いのですが、なんとも切ない結末です。
恋は楽しいことばかりではなく、現実を見なくてはいけないこともあります。
「Spring of Life」には、そんな意味も込められているのかなと思いました。
そう Spring of Life
弾けるような 恋をしようよ
Spring up Speed up
出典: Spring of Life/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
歌詞においては、人生における恋の素晴らしさを謳歌するかのような表現が印象的です。
「Spring」という言葉からは「春」と「跳ねる」という2つの和訳を連想させられます。
この2つの意味を同時に込めることで、恋の素晴らしさを描こうとしたのでしょう。
無機質なイメージの彼女たちによって歌われるからこそ、この楽曲のメッセージの本質が私たちの胸に迫ってきます。
恋がしたくなるような、新たな季節を感じさせる高揚感のあるサウンドに胸が踊らされる1曲です。
第3位
ポリリズム
第3位は2007年9月にリリースされた楽曲「ポリリズム」です。
この楽曲は『リサイクルマークがECOマーク。』のCMソングに起用されました。
そして、世の中にPerfumeの名前が世に知れ渡るきっかけになった名曲です。
「ポリリズム」という独特なタイトルとテクノポップのリズムが人々の興味心を掻き立てました。
そして真似したくなる振り付けも人気の秘密です。
PVではフレッシュでまだあどけない3人の姿が見られます。
リズムが難しい楽曲ですが、つい歌いながら踊りたくなってしまう不思議な曲なのです。
リリース当時も今も「ポリリズム」人気は変わらず、カラオケでもよく歌われています。
この楽曲の歌詞においては「ポリリズム」という音楽用語を楽曲の中で繰り返すことによって良い違和感を生んでいるのです。
彼女たちと中田ヤスタカの1番の代表曲といえる「ポリリズム」。
彼女たちの伝説はここから始まったといっても、過言ではありません。
リリースから長い期間が経っても、多くの人から愛されるテクノポップの金字塔を是非今一度聴いてみてはいかがでしょうか。
第2位
TOKYO GIRL
第2位は2017年2月にリリースされた楽曲「TOKYO GIRL」です。
自分の夢を叶える為に上京して頑張っている女性はたくさんいると思います。
「TOKYO GIRL」は、一生懸命に生きている女性の姿とリンクする楽曲です。
ドラマでも3人の女性がそれぞれの恋に悩み、葛藤する様子が描かれていました。
今の辛い環境を自ら乗り越えていくような疾走感のあるPVも見どころです。
PVにはドラマの主演を務めた吉高由里子さんが出演しています。
Perfumeのエレベーターガール風の衣装も素敵なので是非チェックしてみてください。
東京という街の持つ先進的で都会的なイメージをそのままに楽曲に閉じ込めた1曲。
近未来的でありながらも、今の東京という街で生きる都会の女性をよく表した楽曲です。
東京で働く女性にこそ聴いていただきたい、ストイックに毎日を頑張るPerfumeの3人からの元気が出る応援歌です。