男性は本気...?

WAKE UP! DESIRE (好きさおまえが)
LIGHT UP! YOUR FIRE (好きさ死ぬほど)
目眩くってくれ PLEASEPLEASEPLEASE
WAKE UP! DESIRE (I WANT YOUNONONO)
LIGHT UP! MY FIRE (I LOVE YOUNONONO)
ゆれて魔性のリズム

出典: 仮面舞踏会/作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平

このサビの歌詞を見ると、男性は女性に本気であることがうかがえます。

もしかしたら、片思いである男性が「火遊び」を装って近づいたのかもしれません。

本当は彼女自身が好きなのに、身体を求めているフリをしているのでしょうか。

そう考えると少し切ない気もします。

男性の熱い思いはサビの掛け合い部分でわかります。

好きで好きで仕方ない上に、とにかく彼女が欲しい。

ここら辺からは、とても大人な歌詞に突入していきます。

重要なのは「I WANT YOUNONONO」と「I LOVE YOUNONONO」の部分。

この「NONONO」がポイントです。

「お前が欲しい!イヤ、だめだ、だめだ」「愛してる、イヤ、だめだ、だめだ」。

この歌詞で男性の葛藤が見え隠れしています。

男性と女性の恋の駆け引き

やけにそそるよターンも妖しく
踊ろ踊ろかりそめの輪舞を
爪の尖まで愛で満たされて
燃えな燃えな紅くルビーより紅く
愛はいつもはてしない甘くかおる瞬間
絹のドレスひろげればゆれるまなざし
俺だけを見つめてくれよ永遠に

出典: 仮面舞踏会/作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平

2番では「かりそめの一夜」から「かりそめの輪舞」へ変わります。

1番では一夜だけの火遊びという意味合いで使われていた「かりそめ」。

しかし2番では本気ではない輪舞、つまり関係を持ったことを意味しているのでしょう。

ここでの輪舞は踊りの意味

歌詞から考えると、踊っている様にも見える「何か」を指しているのではないでしょうか。

「何か」はやはり男女の関係。

それは「燃えな燃えな」で伝わってきます。

しかしやはりここでも、男性は女性に本気であることがわかります。

俺だけを見つめて欲しい、これが男性の本音でしょう。

かりそめの振りをしている男性は、どんなに辛いことか。

問題の歌詞に突入!2人の結末は...

AKE UP! DESIRE (もっと素直に)
LIGHT UP! YOUR FIRE (もっと本音で)
罪な素顔はもう STOP STOP
BABY COME ON DON'T STOP THE MUSIC
WAKE UP! DESIRE (I WANT YOUNONONO)
LIGHT UP! MY FIRE (I LOVE YOUNONONO)
じれて魔性のリズム

いっそ X・T・C 俺と X・T・C 強く強く

出典: 仮面舞踏会/作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平

恐らくこの最後の部分の歌詞が、「仮面舞踏会」の肝です。

男性は女性に、自分に対し素直で本音で接することを望んでいます。

もしかしたら女性も男性のことが本当は好きなのかもしれないし、そうでないかもしれない。

または肉体的な関係を受け入れていることに対し、素直になれと言っているのかもしれません。

しかし気になるのが「罪な素顔」。

思わせぶりという意味合いで使っているのか、はたまた別に恋人がいるということも考えられます。

男性は女性が好きだという気持ちに変わりはないまま、問題の歌詞に入ります。

「いっそ X・T・C 俺と X・T・C 強く強く」の部分です。

スペルで書くと「 X・T・C」ですが、歌っている動画ではエクスタシーと聞こえます。

エクスタシーの本当のスペルは「ecstasy」なので、Xは入っていません。

ただし確かにXtasyと書くスペルの海外バンドもいることから、書くこともあるのでしょう。

肝心な意味ですが、男女が体の関係を持った時などにおいて女性特有の感覚の事をそう呼びます。

男性は女性に、自分と快楽的なものを感じて欲しいということを願っているのかもしれません。

同時にこの歌詞では、男性が女性のことを本当に大切に想っているのが伝わります。

きっと男性にとって女性と関係を持ったことは、「かりそめ」ではないはずなのです。

少年隊の他のMVも見てみよう!

マイクパフォーマンスは圧巻

せっかくなので、少年隊の他の曲を聞いてみましょう。

こちらは1987年11月11日に発売になった、少年隊の7枚目のシングル「ABC」です。

マイクスタンドの使い方や、キャッチーな振り付けが魅力の曲でした。

少しサンバ風でラテン色を盛り込んだABCは、小気味良いリズムで思わず踊りたくなってしまいます。

アイドルとも本格的アーティストともとれるパフォーマンスは、誰もが夢中になりました。

振り付けのクオリティの高さに注目

アイドルだと思ってみると、その意外性に思わず驚く方もいることでしょう。

少年隊の曲は歌も軽快で印象的、そして歌詞もすっと頭に入ってくるわかりやすさがポイントなのです。

何より少年隊の魅力は、身体能力の高さにあります。

現在でもジャニーズ事務所のアーティストは、バク転をする人もいます。

しかし3人揃って、1つの歌の中で様々な振り付けに挑戦するグループもそうそういません。

とにかく軽快。

その言葉に尽きる少年隊なのです。

少年隊は特別凄いアイドルだった!