毎年注目が集まるコナン映画の主題歌!
名探偵コナンといえば、日本を代表するアニメ作品のひとつとして挙げられます。
そんな名探偵コナンですが、毎年春に劇場版アニメを公開していることをご存知でしょうか。
今までに公開されたコナン映画は、なんと20作品以上にものぼるんですよ!
謎解きあり、アクションあり、作品によってはコメディ要素や恋愛要素も含んでいるコナン映画。
子供はもちろん大人も楽しめる映画として、毎年多くの人が映画館へ観に行っています。
そこで毎年映画の内容と同じくらい注目を浴びるのが映画の主題歌です。
倉木麻衣さんやB’z、小松未歩さん、最近だと福山雅治さんなどの楽曲が過去の映画主題歌に起用されています。
映画の内容と深くリンクした楽曲も数多く、ファンはもちろんそうでない人も聴き入ってしまう曲ばかり!
ということで、今回は歴代のコナン映画を全て観てきた筆者による「おすすめのコナン映画主題歌TOP10」を紹介します。
"映画と深くリンクしている部分の歌詞"も抜粋しながら紹介するのでぜひチェックしてみてください!
【第10位】「Over Drive」(GARNET CROW)
大空を舞台にした映画と歌詞に注目!
上空 舞うもの達とOver Drive
どこまでも青い世界にいたい
紙吹雪のように鳥が舞う
キレイね
出典: Over Drive/作詞:Azuki Nana 作曲:Yuri Nakamura
第10位は、GARNET CROWの「Over Drive」。
映画「天空の難破船」の主題歌として起用された曲です。
舞台は、巨大な飛行船「ベル・ツリーI世号」。
その飛行船の中で、宝石「レディー・スカイ」を巡って主人公・コナンと、ライバルの怪盗キッドがバトルを繰り広げます。
しかも、そのバトルの途中で飛行船が何者かにハイジャックされる事件まで起きるというドキドキの展開に!
そんな上空で巻き起こるいくつもの謎や事件に立ち向かう様子を、美しく描いた楽曲が「Over Drive」です。
「上空舞うもの達」という歌詞は、飛行船内で大活躍するコナンや怪盗キッドのことを表しているようにも思えますね!
また曲のメロディも冒頭部分はバラード調で始まり、アップテンポに変調していく広がりがなんとも爽やか。
しかもボーカル中村由利さんの伸びのある高音が聴いていて心地よいのです。
「Over Drive」は歌詞といいメロディの広がりといい…コナンの世界観が見事にマッチしています。
そのためファンの間では、楽曲としてだけでなくコナンのイメージにピッタリだとして歴代トップを争う神曲だと言われています。
【第9位】「ワンモアタイム」(斉藤和義)
コナンと蘭のことを描いた歌詞が素敵!
後悔も退屈も知らなくて 雨でも傘はいらなくて
キミといれば空も飛べる そんな気がしたんだ
出典: ワンモアタイム/作詞:斉藤和義 作曲:斉藤和義
第9位は、斉藤和義さんの「ワンモアタイム」。
映画「絶海の探偵」の主題歌として起用された曲です。
この映画は、イージス護衛艦「ほたか」を舞台にしたスパイミステリーとなっています。
特に「ほたか」に忍び込んだスパイ「X」と対決するシーンは必見です!
ラストのシーンではコナン(新一)が、ガールフレンドでもある蘭のことを思って涙するシーンも!?
ファンの間では「コナン=絶対に泣かないキャラクター」だと思われていたので、驚きの声をあげる人が続出しました。
でも、そのくらいコナンは蘭のことが大好きで、蘭のためなら必死になれるってことですね!
「ワンモアタイム」の歌詞は、そんな二人のことを連想させるような内容になっています。
そしてエンディングでイージス艦の絵とともにこの「ワンモアタイム」が流れはじめると、映画の内容も相まって多くのファンが涙したそうです。
ですが、コナンの男の部分を感じさせるカッコよさと切なさがアニメの内容とリンクしています!
この曲を聴くとコナンが叫ぶシーンが目に浮かぶ!というファンの声が多いのも納得です。
【第8位】「Everlasting」(B’z)
「途切れぬ想い」を持っているコナンと蘭を描いた歌詞
君の温もり 覚えてるよ
その真っすぐな声も 響いてるよ
いつまでも 途切れぬ想い
出典: Everlasting/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
第8位は、B’zの「Everlasting」。
映画「ベイカー街の亡霊」の主題歌として起用された曲です。
仮想世界を冒険することができる最新のゲーム機「コクーン」によって、ロンドンの街へ迷い込んだコナン達。
ゲームをクリアしないと現実世界で殺されるという状況の中、コナン達は命がけの推理バトルを繰り広げます。
この映画のクライマックスでも、蘭はコナンを助けるために命を賭けたとんでもない行動に出ちゃいます…!
本当にこの二人(コナンと蘭)は、お互いのことを大切に思っているんですよね~。
主題歌である「Everlasting」の中にも、そんな相思相愛な二人を描いたと思われる歌詞が登場します。
どんな困難が訪れても、きっとこの二人は「途切れぬ想い」で結ばれているのでしょう。
それにしても仮想空間に入って戦うなんて…。
今でこそ仮想世界を舞台にするアニメや映画はたくさんあります。
…が、この「ベイカー街の亡霊」が公開されたのはなんとまだ2002年です!
コナンは仮想世界を舞台にする先駆け的な映画だといっても過言ではないでしょう。
今観ても「ベイカー街の亡霊」が新鮮に感じるのはきっとそのせいですね。
そしてエンディングでギター・ベース・ドラムの効いたかっこいいイントロが始まると、一気に映画の感動が押し寄せます。
そこに重なるボーカル稲葉浩志さんの切ない声…。
最後は映画の余韻にどっぷりと浸れるような静かなピアノソロ。
この曲は典型的なロックバラードですが、この曲を最後まで聴いてやっとコナンの映画が完結するという気がします。