花々しい季節も横目に過ぎ去り
ため息白くついて
迷ったりもしたけど
出典: BLESS/作詞:hyde 作曲:hyde
オリンピックやワールドカップなど、日本を代表する選手たちは楽しい事も犠牲にしているかもしれません。
学生時代、放課後に友達を出かけたり休みの日にデートしたり。
人生を思い切り楽しめる年頃を、練習や大会の為につぎ込んできました。
きっと同級生が放課後カラオケなんかに行っているのを横目でみていた事もあったでしょう。
恋人を作り「青春」していた人をうらやましく思いため息がこぼれた日もあったでしょう。
普通の学生の様な事が出来ずに、自分は何のために頑張っているのか…。
このまま辞めてみんなと同じように生きていこうと迷った時もあったのではないでしょうか。
そんな人生における葛藤もすべて経験したからこそ、誰よりも高い所に登れる。
才能に恵まれ、さほど頑張らずに代表選手になれた人はほとんどいません。
みんな何かを犠牲にして頑張っている。
そんな影の努力も必ず見守ってくれた人はいます。
もし、今この記事を読んでいる方で、何かを続けてきたけれど辞めようか迷っている方がいたら。
もう少しだけ続けてみませんか?
いよいよ決戦の時
しんと張りつめた風景
鼓動は高鳴りを覚え
あふれる想いはこの瞬間を迎える?
Everything is for today
出典: BLESS/作詞:hyde 作曲:hyde
葛藤を乗り越えた先に立った舞台。
試合が始まる直前は緊張の瞬間で会場の空気も張りつめています。
どんな競技に関しても同じく始まる前は時が止まっているかのように静か。
いよいよだ!という瞬間、選手たちは最高に鼓動が高鳴っています。
そんな緊張感の中、スタートの合図と共に時が動き出す。
辛い日々の練習や悔しい思いをした今までの大会で感じた全ての感情があふれるのでしょう。
そのすべては、今迎えた一瞬に繋がっているというわけです。
スタートを切った選手は翼を授かったかの様な姿
空へと鐘の音が 時を告げ鳴り響くよ
翼ひろげ飛び立ってゆく君に祝福あれ
出典: BLESS/作詞:hyde 作曲:hyde
スタートの合図と共に、走り始めた選手たちはみんな翼を授かったように自由。
思いの丈をその試合の全てにぶつけ、戦っている姿はのびのびとしています。
そんな頑張っている選手すべてに祝福の鐘を鳴らしたい。
そうこの歌詞から感じ取ることができました。
一瞬一瞬に様々な想い
想いを乗せ君は今 大地を蹴る
心ひとつ喜びも悲しみも全部詰め込んで
出典: BLESS/作詞:hyde 作曲:hyde
先ほども記述しましたが、スポーツ選手にとって夢の舞台である世界の大会。
そこまで来るのにどれほどの人たちが選手を支えたことでしょうか。
コーチや監督、同じ競技の仲間や両親や友人など…。
色んな人達の想いを選手たちは背負って舞台に立つ。
そしてその想いを胸にスタートラインを切ります。
今まで経験した辛さや喜び、全部の感情を1つの心に詰め込んで力の限りを尽くす。
そうして勝ち取ったものは選手にとっても周りにとってもかけがえのない大切な経験になります。
「BLESS」は、選手や支えた人たちのすべての感情に対して祝福している様に感じました。
そして、これから新しく何かを始めようとしている人達の背中も押してくれる歌詞だと思います。
カップリングでP'UNK~EN~CIEL復活!
パートチェンジバンド「P'UNK~EN~CIEL」
P'UNK~EN~CIELとは何か。
それはL'Arc~en~Cielのメンバーがそれぞれのパートをチェンジしたバンドの名前です。
L'Arc~en~Cielではhydeがボーカルを務めていますがP'UNK~EN~CIELではギターを担当したり。
ベースのtetsuyaがボーカルを務めたりなど、L'Arc~en~Cielによる「遊び心のある」のバンドです。
楽曲はオリジナルというよりも、L'Arc~en~Cielの過去の楽曲を激しめな曲調にアレンジすることが主になります。
ハードロックやヘヴィメタルなど、L'Arc~en~Cielには無い雰囲気になっています。
そしてL'Arc~en~Cielがリリースする楽曲のカップリングとして収録されている事が多い様ですね。
2011年頃にはP'UNK~EN~CIELとしての曲がCDからなくなりました。
そして、今日まで無いので活動を終了したと考えられます。
L'Arc~en~Cielとしての楽曲と、P'UNK~EN~CIELアレンジの楽曲、聴き比べても面白いかもしれません。