Good day
シンガーソングライターの足立佳奈さん。
中学3年生のときにオーディションに合格し芸能界入りを果たしました。
歌手としては2017年にデビュー。
高校生のときに音楽科で声楽やミュージカルを学んでいたことが、今の楽曲にも生かされています。
この「Good day」は2020年1月に発売された7枚目のシングルです。
アニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」のエンディングテーマにもなっています。
この曲は前を向いて進み続ける全ての人たちに向けたメッセージソングです。
強くなろうと進み続ける姿に共感できるかもしれません。
それではこの「Good day」の歌詞について解説していきましょう。
近くにいて
君が必要
昨日よりも
昨日よりも
あと少し強くなって
振り返らずに走り出すよ
だからそばにいて
出典: Good day/作詞:足立佳奈・中村泰輔 作曲:中村泰輔
歌詞の1行目と2行目。
「昨日よりも」という同じ言葉が2回出てきています。
この同じ言葉を2回繰り返すことで、強調する効果があるのです。
絶対に昨日と同じレベルにはならない気持ちが強くあることが伝わってくるのではないでしょうか。
そして歌詞の3行目。
少なくとも昨日よりも今日は成長してみせる。
たとえ少しだとしても昨日よりもパワーアップしてみせる。
そのような強い意志が表現されています。
そして過去を見ないでそのまま僕は走り続けるのです。
過去を見ないで、常に未来を意識している様子が伝わってくるのではないでしょうか。
そしてこのような気持ちでいるためには、未来に進むためには、君という存在が必要なのかもしれません。
君のおかげでその気持ちを持つことができるのでしょう。
そのため、ずっと近くにいてほしいのです。
憧れの人
いつでも前を向いて
ゆるがない心で
傷ついても進む君の強さに
何度も励まされ
その度に何故か
泣きたくなるんだ
出典: Good day/作詞:足立佳奈・中村泰輔 作曲:中村泰輔
ここでは君が一体どのような人物なのかが描かれています。
君は常に未来を見て、過去を振り返らない人なのです。
まさに僕自身が目指しているような人物なのでしょう。
そして君は強い気持ちを持ち続ける人だということもわかります。
どれだけ壁にぶつかっても、弱い気持ちになることなく進み続ける君の姿。
そんな君に僕も何か影響を受けたのでしょう。
僕にとって君は憧れの存在なのかもしれません。
そして君の姿を見て「君も頑張っているのだから」と背中を押されたのです。
そして歌詞の5行目。
なぜか君に背中を押されると涙が出そうになる僕。
一体なぜそのような気持ちになるのか、僕自身でもわかっていません。
君と比べて自分の弱さを感じた。
もしくは自分に君という存在がいてよかったという思いや君への感謝。
そのようなさまざまな感情が入り混じって、表現しづらい気持ちになっているのかもしれません。
それが涙という形になって表現されているのです。
不安定な気持ち
傷ついている暇はない
Good bye 涙を拭いて
Good day 僕を信じて
Wake up 景色が変わる
ほら飛んでいけるよ
出典: Good day/作詞:足立佳奈・中村泰輔 作曲:中村泰輔
歌詞の1行目。
別れの言葉が出てきています。
そして涙を拭っていることからも、何か辛いことがあったり壁にぶつかったりしたのかもしれません。
そんな「悲しい気持ちからはさよなら」という意味を込めて、別れの言葉が出てきているのでしょう。
ずっと傷ついている場合ではない。
君のように、壁にぶつかっても常に前を向こうと僕は思っているのです。
そして歌詞の2行目では良い1日が始まっています。
前を向き始めた様子が感じられるのではないでしょうか。
僕自身の気持ち、そして今の自分の力を信じて進んでいこうとしているのです。
そして歌詞の3行目の起きる、目覚めるというような意味の言葉。
この言葉が登場することで、ここからまたスタートする印象を受けるのではないでしょうか。
また「up」という言葉だけでも、立ち上がるような想像をさせます。
「よし頑張ろう」と思い始めてから、僕の見える世界は変わり始めたのでしょう。
とても明るいものに変わっていったのです。
そんな景色を見ているからこそ、僕自身は進んで行くことができます。
そして歌詞の4行目。
「歩く」や「進む」ではなく「飛ぶ」という言葉が出てきています。
この言葉から、軽やかな気持ちで進む様子やのびのびと進む様子が感じられるのではないでしょうか。
感じる不安
この先が怖くなって
立ち止まりそうになって
逃げ出しても隠れる場所もないのに
胸に手をあてて
君が言った言葉
探していたんだ
出典: Good day/作詞:足立佳奈・中村泰輔 作曲:中村泰輔