彼の口説き文句を覚えている主人公。

過去を振り返ることをマイナスには捉えていません。

今も彼の想いを寄せている彼女の気持ちは現在進行形なのです。

叶わない恋かもしれないと思いつつも、追いかけてしまう主人公。

“disappear”(訳:消える)

彼には避けられているのか、連絡も上手く取れません。

会おうと誘ってもはぐらかされているのでしょうか。

もう待てない

愛で溢れた 思い出たちが ゆらめいて
もう待てないと 走り出した きらめいて

出典: 花火(Remember me) Japanese ver./作詞:Seo Ji Eum・MIMI (OH MY GIRL)・日本語詞:Chie Itou 作曲:Steven Lee・Caroline Gustavsson

会いたくて会いたくてたまらない切ない想いを抱える主人公。

彼女は彼とのかけがえのない思い出を支えにしていましたが…

つれない態度の彼に前へ進むことを決心しつつあるようです。

けじめをつけようとしている

目を閉じて (Remember me)
始まる magic (Remember me)
初めての (Remember me)
「好き」だった do you remember 恋の花火

出典: 花火(Remember me) Japanese ver./作詞:Seo Ji Eum・MIMI (OH MY GIRL)・日本語詞:Chie Itou 作曲:Steven Lee・Caroline Gustavsson

どうやら彼は主人公にとって初恋の人。

だからこそ特別で大事な存在なのでしょう。

そんな彼に「私を覚えていてね」と告げる…切ないですね!

彼女の魔法とは一体なんだったのでしょうか。

著者の推測ですが、主人公は相手へはっきりと告白したのではないかと思われます。

花火に例えている通り、彼の返事は思わしくなかったのではないでしょうか。

もしくは、返事はあえて聞かなかったのかも…

主人公が前へ進むためにけじめをつける意味で行動したとも受け取れるからです。

あなたはどんな風に私を覚えているの?

砂粒みたいな記憶だって あなたを見つけ出すわ
あなたに刻まれた私 気になるし…どんな感じ? yeah

出典: 花火(Remember me) Japanese ver./作詞:Seo Ji Eum・MIMI (OH MY GIRL)・日本語詞:Chie Itou 作曲:Steven Lee・Caroline Gustavsson

些細なことも彼にまつわることなら何でも思い出せるという主人公。

それほど想いが強いのでしょう。

2人で過ごした思い出は強烈に主人公の心に残っているのです。

一方、「自分が思い出すように、彼も自分のことをこうやって思い出すのだろうか」と気になってもいます。

彼から見た自分は一体どんな風に映っていたのだろう。

これは歌詞の冒頭で、彼が自分に熱烈な視線を向けていたことも関係しているのかもしれませんね。

ラップパートへ

辛い失恋

あの日 世界は2人だけのものだった
アンニョン、なんだか 風邪より熱出た
(oh) 描いてみたら
(oh) 黒い空
(oh) どんどん眩しくなって disappear

出典: 花火(Remember me) Japanese ver./作詞:Seo Ji Eum・MIMI (OH MY GIRL)・日本語詞:Chie Itou 作曲:Steven Lee・Caroline Gustavsson

主人公は在りし日の2人の思い出を愛でています。

アンニョンは韓国語で「じゃあね」という意味なんだそうです。

幸福な思い出に決別するのは辛いことです。

本当に発熱したのかは分かりませんが、失恋の痛手で寝込んでしまったのかもしれませんね。

ここの歌詞で描いたのは一体なんなのでしょうか。

気になったので、原語版の歌詞を調べてみた所、「あなた」を描いたんだそうです。

空の色は主人公の気持ちが反映した「情景」というものでしょう。

恋しくてつい彼の姿を思い浮かべたけれど、やっぱり消えてしまったようです。

せめて覚えていて欲しい

Remember me 2人の儚く淡い空の色
覚えてて ah ah no no 時が過ぎ去っても 感じていて

出典: 花火(Remember me) Japanese ver./作詞:Seo Ji Eum・MIMI (OH MY GIRL)・日本語詞:Chie Itou 作曲:Steven Lee・Caroline Gustavsson