A Perfect Sky(BONNIE PINK)はCMで大ブレイク！実は○○だけだった？歌詞も♪

サビだけがあったというこの歌。 少しずつストーリーが広がります。

真夜中にきっとさみしい思いをしていたのでしょう。

お酒を飲んで家を抜け出します。

君の家へ向かうのでしょうか？

でも道は途中で工事中なのです。

君を求めているのに、様々な障害があります。 朝がきた時、ふたりは一緒にいたのでしょうか？

次の場面ではたぶん一緒に時間を過ごしていたのでしょう。

そして何か用事があるなど理由をつけて、別れ際にキスだけをして家に帰ったのでしょう。

彼は彼女のことを子どもだと思っているようです。 でも子どもじゃない。

だから本当に望んでいることがあります。

そして"虹の尾が海に溶ける"ような、わかりあえる日が訪れることを彼女は願っています。

彼と彼女はまだ完全な恋人同士ではありません。

だから彼に心を開いてと彼女は歌うのです。

そして想像する完璧な空をふたりでみたいと願っているのです。

物語のようなストーリー性があることがこの「A Perfect Sky」のポイント。

そして心や身体が通いあい、一緒に迎える完璧な空を求めている女性の歌です。

空には心が喩えられることが多いのです。

完璧な空とは、真夏に訪れる晴れ渡ったような心のこと。

そしてそういう心はひとりひとりがばらばらでは生まれません。

愛を交わして晴れ渡る空をみたい。

多くの女性が願う愛の心境が歌われていると思います。

2008年には長年タッグを組んできたトーレ・ヨハンソンの故郷であるスウェーデンでCDデビューします。

また2011年にはYouTubeを通じて東日本大震災の被災者に向けて応援ソングである「The Sun Will Rise Again」を無料配信しました。

2015年にデビュー20周年ライブで結婚を発表し、2017年に第一子を出産し母親になっています。

12枚のアルバムを発表し、ヒット曲も多数あるシンガーソングライターです。

彼女は自分で作詞、作曲をすることができ、トーレ・ヨハンソンという名プロデューサーとも出会い、優れた音楽を多数生み出してきました。

派手なアーティストではありませんが、自分自身と向き合いながら楽曲を生み出し、歌い続けてきたアーティストだと思います。

BONNIE PINKがデビュー曲である「オレンジ」をスガ・シカオとデュエットしたLiveをみつけました。

彼女がデビュー時から高い音楽性を持っていたことがわかります。

BONNIE PINKは音楽を楽しんで歌い続けたアーティストだと思います。

音楽は心の表現でもありますが、願わくば人々に喜びを伝える歌を彼女のように歌えたなら、それはとても幸せなことだと思います。