ナガレテク 雲の速さへと
置いてかれないように叫ぶ 今日のエチュード
カナエタイ 静かな絶望の先に
新しいはじまりのページ
その手をとって 君が望むから
どこまでも行こう
出典: https://twitter.com/anison09_11/status/940050163518672896
「エチュード」とは練習曲のことです。
「カワルミライ」にはこうした音楽用語が出てくるのですが、ここでは今日の練習曲として「エチュード」が使われています。
つまり雲の流れる速さに追いつくために今日のエチュードを叫び、新しいページをめくっていこうということでしょう。
その新しいページは、さっきまで傷を抱えていた子がもつ静かな絶望の先にあるのです。
そして「抜け出したい」「行きたい」と望むのならば、手を取り合って一緒に駆け抜けていくことができるのではないでしょうか。
いつも何度でも
カワリダス 街の風の音も
とらえた息吹の数 ほどけるソリチュード
ナンドデモ 僕たちは歩き始める
くり返す 戸惑いの季節を
出典: https://twitter.com/katamusubi5131/status/842011961588043776
「ソリチュード」は孤独という意味です。
つまり街の風の音は変わりだし、とらえた息吹の数だけ孤独がほどかれていくということです。
大勢の人が暮らす街の中で孤独を感じている人も、一人ではないと気付くことができるのでしょう。
そしてどんな戸惑いの季節が繰り返していこうとも、僕らは何度でも歩き始めることができるのではないでしょうか。
『神様のメモ帳』ってどんな話?
お話の概要を見てみよう
『神様のメモ帳』の舞台は、都心にある繁華街及び周辺の高校です。
主人公は藤島鳴海、雇い主の探偵・アリスやニートたちのサポートにより、ドラッグ、暴力団といった脅威が加わってきます。
著者によると舞台となっているのは渋谷ですが、作中に渋谷の文字は出てきません。
「ニートティーンストーリー」として紹介されており、登場人物の多くがニートの若者なのです。
著者は「多くの人がどうでもいいと思うことを、重要な事件ととらえる少しの人を救うヘタレ主人公が、葛藤を経ながら解決する」と語ります。
ヒロインのアリスには冷静で偏屈で初心といった、かわいらしさが加わっているのです。
「カワルミライ」のモデルとなったアリス
ChouChoの「カワルミライ」はアリスをイメージした歌です。
ではアリスとはいったいどんな人物なのでしょうか。
『神様のメモ帳』のヒロインであるアリスは、身長は130cmに満たず、色白で黒のロングヘアが特徴です。
普段はくまさん柄のパジャマにニーハイソックスを着用、一人称は「ぼく」です。
SF好きで洞察力が高いですが、事務所から一歩も出ようとしない自称・ニート探偵です。
しかし徐々に主人公・藤島鳴海を案じ、外に出ることも増えてきたようです。
藤島に対する独占欲は強く傷つくことを嫌がります。
「カワルミライ」の歌詞でも未来をつかもうとする人を放っておけないという感じがありますので、アリスのイメージにぴったりと言えるでしょう。
まとめ
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