「KUWATA CAP 2020」のテーマソング!

桑田佳祐 & The Pin Boys【悲しきプロボウラー】歌詞の意味を解説!なぜ悲しんでいるの?の画像

桑田佳祐さん主催で行われるボウリング大会「KUWATA CUP」

プロもアマチュアも参加可能、子供からシニアまで様々な年代が参加できる超大規模な大会となっています。

そんな「KUWATA CUP」の2020年大会に向けて作られた楽曲が、今回紹介する「悲しきプロボウラー」です。

「KUWATA CAP 2020」の公式ソングとして書かれた本楽曲

「曲調は明るくてレトロだけど、歌詞が泣ける」と大きな話題になりました。

ちなみに、本楽曲をリリースしているアーティストは桑田佳祐 & The Pin Boys」

このThe Pin Boysとは特定のバンド名ではなく、ボウリングを愛する全ての人を指している言葉なのだとか。

ちなみに「悲しきプロボウラー」のMVでは、The Pin Boysの一員として、以下のメンバーが登場しています。

「The Pin Boys」として斎藤誠、片山敦夫、はたけやま裕もMVに出演している。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/悲しきプロボウラー

2019年に行われた「KUWATA CAP 2019」のテーマソング「レッツゴーボウリング」にも参加しているメンバーです。

前作の「レッツゴーボウリング」と併せて聴いてみるのも、おすすめですよ!

完全生産限定盤の特典が超豪華!

「悲しきプロボウラー」は、通常盤アナログ盤完全生産限定盤の3形態で販売されています。

通常盤のCDの特典は「KUWATA CUP 2020」の観戦招待用の応募シリアルコードしかありません。

しかし、完全生産限定盤には以下の特典がついてきます。

  • アイ・ラヴ・ボウリングピンズ
  • オリジナルポスター
  • スペシャルカードステッカー

中でも注目すべきなのは、ボウリングピンズ

全10色のうち1色がランダムで入っており、マグネット式となっているのです。

300個限定の超レアなグッズなので、興味がある方はぜひゲットしてみてはいかがでしょうか。

プロボウラーを目指す青年の物語を描いたMVをチェック!

「悲しきプロボウラー」のMVでは、ある一人の青年を主人公にした物語が描かれています。

主人公はプロボウラーを夢見ながら、ボウリング場でバイトする男性。

プロになるためにボウリング場で日々練習を積み重ねていますが、いまひとつ上手くいきません。

そして、この青年は同じボウリング場で受付のバイトをしている一人の女の子に片思いをしています。

女の子の前でカッコイイ姿を見せようとしますが、やはり彼女の心を射止めることができないようです。

そんな青年のために、手助けをしてくれたのがボウリング場のオーナーでした。

ちなみに、このボウリング場のオーナーの役は桑田さんが演じています。

青年の人生は果たしてどのようになっていくのか。

片思いをしている女の子の心を射止めることはできるのか。

ぜひ上記のMVを確認して、物語の行方をチェックしてみてはいかがでしょうか。

なぜ主人公は悲しい気持ちを抱いているの?歌詞を解説!

桑田佳祐 & The Pin Boys【悲しきプロボウラー】歌詞の意味を解説!なぜ悲しんでいるの?の画像

ここからは「悲しきプロボウラー」の歌詞の内容について、詳しく解説していきます。

歌詞の主人公は、MVに登場した主人公と同じような"プロボウラーを目指す青年"です。

プロボウラーになることを夢見ているけど、思い通りには上手くいかない…。

恋をしているけど、頭の中で描いている恋物語を現実にすることがなかなかできない…。

そんな青年の悲哀や、捨てきれない希望を歌った楽曲となっているのです。

青年はどんな悲しみを抱きながら、日々を生きているのか。

その心情を探っていきましょう。

1番の歌詞

涙を「ボウリングのピン」に置き換えている

さよなら涙
ハジき飛ばせよ

出典: 悲しきプロボウラー/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

夢を叶えることができなくて泣きたい…。

恋をしているのに想いを伝えることができなくて泣きたい…。

主人公は、そんな泣きたい気持ち(=涙)を抱えながら生きているのでしょう。

しかし、泣きたい気持ちから抜け出そうと、必死に頑張っているようです。

ボウリングのピンを弾き飛ばすような勢いで、泣きたい気持ちも弾き飛ばそうとしています。

苦しいけれど弱音は吐かない…!

愛の旅路で迷子になって
夢の途中で叩き起こされ
まるでこの世はムンクの叫び
弱音吐いたり泣いたら負けさ

出典: 悲しきプロボウラー/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐