失敗したとしても…

決してガターを恥じないで
だってストライクがすべてじゃない
人それぞれ
やり直しが利くのも人生さ

出典: 悲しきプロボウラー/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

ガターとは、レーンの溝にボールが落ちてしまい、1本もピンが倒せないこと。

誰だって、失敗はできるだけ避けたいと思ってしまいます。

成功(=ストライク)を残すことが一番大事なことだと教えられて育った人も多いでしょう。

しかし、ガター(=失敗)だって人生には必要なのです。

失敗をすることによって学べることだってたくさんあります。

時には間違いを起こしてしまうこともあるでしょう。

そんな時は今度こそ成功できるように、またやり直しをすればいいのです。

主人公の妄想

“ねぇ、ダーリン。私をボウリング場に連れてって”
オレでいいなら
“そして私を強く抱きしめて”
目を閉じたまま

出典: 悲しきプロボウラー/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

ここでは、主人公の妄想が描かれています。

好きな人にこんなことをいわれてみたい…と妄想しているようです。

大好きなボウリング場で、大好きな人と一緒にデートをする。

それが主人公の描く理想の未来なのでしょう。

父親には反対されているけど…

趣味と仕事は一緒にするな
そんな親父の声が聞こえる
いつか見ていろ自分の足で
社会のために役に立つんだ

(※ くりかえし)

たまに将来が見えなくて
なかなか商売も厳しくて
命は何故
あの日帰らざる波の音

Spinnin’ Round…

出典: 悲しきプロボウラー/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

ここでは、主人公の父親の言葉は登場します。

プロボウラーになるという夢を反対している主人公の父親。

プロになれる人は、ほんの一握りです。

そんな一握りの可能性に賭けるよりも、安定した仕事を選んでほしいと父親は願っています。

それでも、主人公の決意は揺らぎません。

大好きなボウリングで食べていけるようになるまで、必死に頑張ると決めているのでしょう。

そしたら、反対している父親も納得させることができると思っているのです。

ボウリングを通して、多くの人に夢や感動を与え、社会貢献する。

それが主人公の夢なのです。

おわりに

桑田佳祐 & The Pin Boys【悲しきプロボウラー】歌詞の意味を解説!なぜ悲しんでいるの?の画像

「悲しきプロボウラー」は、夢を追いかける人片思い中の人に向けた応援歌ともいえるでしょう。

プロボウラーを目指す青年目線の歌詞ですが、多くの人が共感できる内容なのではないでしょうか。

ちなみに「桑田佳祐 & The Pin Boys」の名義で出している"ボウリングがテーマの楽曲"は他にもあります。

「悲しきプロボウラー」の前作にあたる「レッツゴーボウリング」も、多くの人の共感を誘う名曲です!

ぜひ「悲しきプロボウラー」と併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

桑田佳祐 & The Pin Boysの名義でリリースされた楽曲「レッツゴーボウリング」。この楽曲には、ボウリングが大好きな桑田佳祐さんの気持ちがギュッと詰まっています。ボウリングに行きたくなる明るい歌詞は必見です!

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