まずはMVを観て世界に浸ろう!
この記事で紹介させていただきます曲は日本の大人気ダンス&ボーカルグループEXILEの曲「情熱の花」です。
日本テレビ系番組「スッキリ!!」のエンディングテーマソングとしても用いられていました。
まずはYouTubeのavex公式チャンネルにアップされているこちらのMVをご覧ください。
ダンスから激しく移り変わる場面転換まで、さまざまな要素が詰め込まれている映像です。
切ないフラメンコ
曲名の「情熱」や「花」を表現するのに最適といっても過言ではないフラメンコ調。
切ないメロディーに合わせたビデオクリップ構成になっています。
アコースティックギターの音やラテンを感じる独特のリズムが印象に残ることでしょう。
切なさのシチュエーションは人それぞれであり、メンバーがいろいろな表現で踊っていますね。
孤独なソロダンスや、情熱的なツーショットダンスは、まるで形なき愛を具現化したよう。
圧巻なのは18人で踊る花のステージ上でのパフォーマンス。
これぞまさに彼らが全身で表現することのできる究極の「情熱の花」でしょう。
「情熱の花」の歌詞を独自解釈!~1番~
それでは「情熱の花」についての独自解釈を始めて参ります!
まずは1番の歌詞内容をみていきましょう。
予兆はあったのかも
"今夜は帰る…"
そう焦るのは
いつもの君
らしくないよ
出典: 情熱の花/作詞:ATSUSHI 作曲:Jin Oki
同じ年齢の男性と女性を比較すると、女性の方が精神年齢が高いと言われることもあります。
社会という集団で生活する上で「気遣い」はとても大切な要素ですが、鈍感な男性もときにはいることでしょう。
その相手が「大切な人」であっても、微弱な変化に気づくことができないことがあります。
この歌詞では彼が彼女の焦った言動に気づいており、疑いの視線を投げかけていますね。
しかしこれ以前にも前兆となる言動がたくさんあったのかもしれません。
最初はほんの僅かな「ズレ」であったもの。
その隙間を発見できず、修復もできないまま時が経過すると溝は深まっていく一方。
彼女が遂にしびれをきらし、あえて彼に気づくように行動を起こしたのではないでしょうか。
もしくは、もはや隠しきれないほどに彼に対する情熱を失ってしまったのかもしれませんね。
この歌詞の裏では「ようやく気づいた?もう遅いよ」と心で嘆く女性の返事がコーラスとなっているかも…。
表面上
黙り込んだまま
うつむく君
ただ抱きしめる
事しかできない
出典: 情熱の花/作詞:ATSUSHI 作曲:JIn Oki
心地良くない緊張感が張り詰めた、無言のシーンが思い浮かぶ歌詞です。
しかしまだ今は「彼氏・彼女」という関係であるお互いのステータス。
その表面を取り繕うように、逃げずに何も言わずとどまる彼女。
嫌な予感…「最悪の場合」というものも想定はできているけれど、変わらず抱きしめる彼。
どこかお互いに本心を隠し合った、思わず「無意味では?」と言ってしまいそうな光景です。
「右」の想像がつかないのであれば、「左」も同様
出逢った頃には
想像もつかない
深い熱い
二人の想い
出典: 情熱の花/作詞:ATSUSHI 作曲:Jin Oki