三山ひろし「四万十川」はカラオケ人気曲！その歌詞に込められた意味とは…！？楽譜情報あり！

三山ひろしは高知県出身なので故郷の川を歌ったご当地ソングです♪故郷の宣伝にもなる楽曲ですから歌うことがうれしいでしょうね。

三山ひろしの素晴らしい歌声が堪能できる曲です。

演歌というジャンルの曲なので敬遠する方もいるかもしれませんが、「歌」としての完成度が恐ろしく高いのでぜひ聴いてみて下さいね♪

演歌という先入観で聴くのではなく「歌」として、こぶしや節回しをチェックしてみてください。レベルの高さに震えると思いますよ♪

人間の声ってこんな表現ができるんだ！と感動するはずです。

それではカラオケでも人気の曲「四万十川」の世界を見ていきましょう。

下流で大きな四万十川も元をたどれば山の中の一滴の湧き水。下流の大きさからは想像できない少ない水から四万十川は生まれています。

下流だけを見ていたら信じられないですが事実ですよね。たった一滴からどんな大河も誕生します。

その大河の誕生になぞらえて人の出会いを大事にしたいと三山ひろしは歌います。

沢という小さい流れが集まって川になる。縁によって導かれて人生は進みます。

関わる人によっては人生が好転したり後退したりと、人との出会いで大きな影響を受けますよね。

人との縁はいろいろな種類が無数にありますが、それぞれどんな関係性でしょうか？

心の底から気遣ってくれる情け深い人もいます。また、表面上の薄っぺらい愛情しか持ち合わせていない人もいるでしょう。

良いことばかりではなく、裏切られたり、陰口を叩かれたりと悪いことが起こることもあります。

それが人生だと「四万十川」は教えてくれるようですね。

「沈下橋」「よさこいまつり」と高知県の名所・祭りが出てきます。歌詞にこの言葉が出てくると高知県民はうれしいですよね。

地元の人なら「沈下橋」を渡った想い出が目の前に広がります。恋人や親子といっしょに渡った「沈下橋」。

うれしい想い出かもしれませんし、悲しい想い出かもしれません。

何れにせよ、地元に住んでいる人も高知から離れて暮らす人にも郷愁を誘う歌詞です。

東京に住んでいる高知県民なら実家に帰ろうかな？なんて思うかもかもしれませんよね。

「よさこいまつり」での淡い恋の想い出も浮んできます。まつりの匂いも一生忘れませんし、あの時に出会った君も忘れません。

あの恋は破れてしまったけど、ゆずの白い花は胸に今でも咲いています。私の心で想いは輝き続けますから。

故郷の想い出は、どんなに遠く離れたって忘れることはありません。

寂しくなった時、悲しくなった時、苦しくなった時に生まれ育った土地を想い出すと頑張れる気がしますよね。

四万十川は曲がりくねっています。そして人生も紆余曲折。山あり谷ありこそ本当の人生の姿です。

良いことと悪いことが交互になってきます。どちらかずっとは続きません。何が起ころうとも少しずつ前進するしかないのですね。

諦めたらそこで終わりです。苦しいのは自分だけではありません。

時には立ち止まっててもいいでしょうか、四万十川の流れのように確実に人生を前進させたいものですね。

夢という目標を木の葉舟に乗せて海を目指します。時には、波に転覆しそうになったり、しぶきが降り掛かってきます。

さあ、明日へ漕ぎ出しましょう♪

「四万十川」の雄大な歌詞の世界はいかだだったでしょうか。

大きな川が人生の例えになっていましたね。高知県民の方なら故郷への想いを強くされたでしょう。

県外の方なら高知県の大自然に想いを馳せたのではないでしょうか。これを機会に高知県への旅行を計画してもいいですよね♪

2つの動画を紹介します。

一つ目は三山ひろし出演の「四万十川」の公式PVです。高知の大自然の中で撮影しています。伸びやかに歌う三山ひろしがかっこいいですよ♪

ちょっと顔を作りすぎかな（笑）なんて思いますが、そういう演出なのでしょうね。演歌歌手らしい堂々とした表情です。

PV監督に「こういう顔作って！！」なんて指示されているのでしょうか。残念なのはPVが歌の途中で終わってしまうことです。

最後まで歌を聴きたい方は次の映像をチェック！

二つ目はTV番組で歌う「四万十川」です（削除されました）。こちらはカットなし。これは口パクではなく生歌です。歌の上手さに溜め息が出ます。

非常に心地良いこぶしを聴くことができますよ。スタジオ録音盤のような音程の正確性を聴けることができます。

三山ひろしの魅力を堪能できる映像ですね。