君と僕との間に 永遠は見えるのかな
この門をくぐり抜けると
安らかなその腕にたどりつける
また夢を見る日まで
出典: 永遠/作詞:坂井泉水 作曲:徳永暁人
切ないイントロから始まり、透明感のある歌声が胸を締め付けるような「永遠」。
ラストサビの部分で壮大な演出に変わり「永遠」という言葉の漠然さを感じます。
主人公は、君とずっと一緒にいたかっただけなのです。
この楽曲のスケールが大きく感じるのは、それだけ僕が君を求めているからなのでしょう。
そのような大きな世界を感じる楽曲です。
TOP3を発表!
3位 グロリアス・マインド
坂井泉水が最後にレコーディングした楽曲。
闘病中だった彼女のレコーディングには、お母さまが常に付き添っていたという逸話が残されています。
癌を患っていた彼女の最後の1曲とは思えないほど、力強く透き通った歌声が胸に迫ります。
そんな切なさが多くのファンの心に刺さり、現在でもファン投票ではベスト5に入る隠れた名曲です。
グロリアス マインド グロリアス スカイ
おもいきり泣いたら
昨日までの事は全部忘れよう
出典: グロリアスマインド/作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果
タイトルである「グロリアスマインド」とは「栄光の心」という意味です。
つまり、優れた精神の持ち主ということになります。
ポジティブで心優しい人のことを指しているのでしょうか。
抜粋した歌詞部分はこの楽曲のサビに当たる場所です。
主人公はとても辛いことや嫌なことがあったのでしょう。
しかしそのまま立ち止まるのではなく、前に進もうと「忘れる」ことを選んだのです。
少しずつ前に進むことで「優れた心」の持ち主になれるのではないか。
このような内容を読み取ることができます。
落ち込むようなことがあったときに聴きたい楽曲です。
2位 異邦人/TAK MATSUMOTO feat. ZARD
久保田早紀さんのカバー楽曲ですが、あまりに素晴らしいので2位にランクインのこちら。
B'zの松本孝弘さんによる企画版で、原曲とは一味違う激しいギターサウンドと、ZARDの透き通った歌声のコラボレーションに思わず鳥肌が立つ名曲です。
オリジナル版しか聴いたことのない方には、ぜひ一度、耳に入れて頂きたい1曲。
あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっとふり向いてみただけの 異邦人
出典: 異邦人/作詞:久保田早紀 作曲:久保田早紀
原曲では女性らしさを感じられる、しなやかさや切ない雰囲気が特徴です。
「異邦人」は本来、切なくて胸が締め付けられるような内容。
しかしZARDが歌い上げるカバーバージョンでは、女性らしさの中にカッコよさを感じられるものに。
吐き捨てるように「あなた」を見下しているように感じる「怒らせると怖いタイプ」という印象です。
ギターの激しさと相まって、そのような迫力が生まれたのでしょう。
このアレンジを聴いてしまうと、原曲で満足できなくなってしまうかもしれません。
それくらいインパクトの強いカバー曲です。
1位 負けないで
エールソング
- 「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」チャリティーマラソン(毎年)
- 第13回全国高等学校クイズ選手権(1993)
- 第66回選抜高等学校野球大会入場行進曲(1994)
- NTTドコモのバンクーバーオリンピック応援CM(2010)
- 東日本大震災の被災地復興支援(2011)
このように、日本で1番歌われてきたエールソングと言っても過言でないでしょう。
驚異的なセールス
発売から24年がたったこの曲。
ZARD史上1番のセールスを叩きだしていますが、その数なんと164.2万枚(オリコン調べ)!
現在もそのセールスを毎年更新しているというから驚きです。