【SOUL'd OUT/SOUL'd OUT】セルフタイトルの記念すべき1stアルバム！詳細情報！！

「SOUL'd OUT」は、2003年8月27日にリリースされたSOUL'd OUTの記念すべき1枚目のアルバムです。

彼らのグループ名をそのままアルバムタイトルにしたセルフタイトルのアルバムになっており、まさにSOUL'd OUTここにありと彼らの名刺代わりとなるアルバムになっています。

それが世間にもしっかりと受け入れられ、オリコン週間チャートでは3位という好成績を残して、デビューから半年、その歩みにさらなる勢いを加えました。

また、これまでのヒップホップやR&Bの概念を覆すかのような、独特のマイクパフォーマンスやオリジナリティ溢れるサウンドが顕著に表れたアルバムになっており、彼らの実力の全てが注ぎ込まれています。

さらに、そんな彼らのルーツも垣間見ることのできるような選曲にもなっており、アルバムを通して聴き応えのあるボリューム感が特徴になっています。

それでは、次にこのアルバムの収録曲を見ていきましょう。

SOUL’d OUTのアルバム収録曲はこれだけに留まりません。

他のアルバムも見てみると分かりますが、彼らのアルバムは非常に収録曲数が多いのが特徴です。

このように以下の曲たちも加え、このアルバムには全18曲が収録されています。

フルアルバムとは言えど、これほどのボリューム感のあるアルバムは最近では見ないように感じます。

それだけCDというメディアが主流であったことが窺えます。

それでは、次にアルバム収録曲の中でも特にチェックしておきたい必聴ソングを紹介していきましょう。

まず紹介するのは、2曲目に収録されている「ウェカピポ」です。

この楽曲は、2003年1月22日にリリースされた彼らの記念すべき1枚目のシングルです。

メジャーデビューシングルとして鮮烈な印象を与えたこの楽曲が収録されるのは当然のことで、アルバムの中でもイントロダクションとなるような曲順に位置づけられています。

また、ウェカピポとは「Wake Up People」を滑らかに発音した時に聴こえる音をカタカナにしたもので、その発音のしやすさや音感が多くの人に受け入れられた1つの要因ではないでしょうか。

その要因もあってか、オリコン週間チャートでは16位という記録を残し、デビュー作としては合格点を出せる成績を残しました。

さらには、以下のようなテレビ番組の豊富なタイアップも獲得しており、SOUL'd OUTという存在を余すことなく世に伝える準備もばっちり整っていました。

• 「流派-R」2003年1月度オープニングテーマに起用
• 「JAPAN COUNTDOWN」2003年1月度エンディングテーマに起用
• 「FUZZ」2003年1月度エンディングテーマに起用
• 「ランク王国」2003年2・3月度オープニング・エンディングの両テーマに起用

これほどまでに推されていたSOUL'd OUT。

インディーズ時代からの注目度も高く、仲の良い2BACKKAやa.miaらもウェカピポのPVに出演するなどして、このデビュー作を色鮮やかに飾ってくれています。

筆者も学生時代にこの楽曲と出会い、その独特の言葉の刻み方やノリのよい楽曲と、覚えやすいフレーズに衝撃を受けたものです。

そして、次に紹介するのは8曲目に収録された「Dream Drive」です。

この楽曲は、2003年7月9日にリリースされた彼らの3枚目のシングルです。

タイトルにもあるように「Drive」という言葉がキーになっており、メンバーであるBro.Hiがドライブに合った楽曲を制作したい考えたことが発端で制作されました。

また、このシングルは「Shut Out」という楽曲との両A面シングルとしてリリースされ、こちらの楽曲もアルバムの16曲目に収録されています。

さらには「Shut Out」は、テレビ番組「さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!」の2003年7～9月度のエンディングテーマに起用され、幅広い層の耳に届く機会を得ました。

そのおかげもあってかオリコン週間チャートでは7位という好成績を残し、彼らの注目度がデビューからどんどん上がっていることを象徴するような1枚となりました。

そして、PVもこの楽曲のテーマに沿って制作され、車に乗るシーンがあったりたくさんの仲間と楽しむ様子も描かれていたりと、まさにドライブにピッタリの映像に仕上がっています。