【back number】DVD「All Our Yesterdays Tour 2017」を解説！

インディーズを経て、2011年4月にメジャーデビューを果たした「back number」。

ひとつずつひとつずつ、しかし歩みを止めることなく階段を上がり、着実に力をつけてきました。

そして、2013年6月リリースの『高嶺の花子さん』でついにブレイク。

同年9月には初の武道館ライブを成功させるなどトップアーティストへと昇りつめました。

話題のドラマや映画の主題歌や、CMとのタイアップ曲も数多く手がけています。

今回紹介するのは、全国アリーナツアー『All Our Yesterdays Tour 2017 supported by uP!!!』のライブDVD。

このツアーは全国のアリーナ15ヶ所で30公演が開催されました。

DVDは、そのツアーのうち6月4日さいたまスーパーアリーナの模様を映像化。

30万人を動員するツアーながら、チケットは即日完売。

チケット入手が困難なツアーだったため、ファンにとってこのDVDは待望の作品となりました。

全国アリーナツアー“All Our Yesterdays Tour 2017”のライブDVD。

このツアーは、大ヒットアルバム『アンコール』を引っさげてのものでした。

演奏曲は、まさに「あ、この曲知ってる！」という楽曲がいっぱいです。

ライブは、全ての会場でかなりの盛り上がりをみせていたようで、その映像化が待たれていました。

そして、ファンの要望に応えるように満を持して発売。

もちろん、そのファンの期待を裏切らない出来栄えとなっています。

それでは、ライブ前半の収録曲をいくつかピックアップして紹介していきましょう。

1.はなびら

2011年4月リリースの記念すべきメジャーデビューシングルです。

デビューから、リードヴォーカルのささやきかけるような魅力にはまってしまいそうな名曲です。

恋人との別れを後悔する男の心情がよく表れていて、聞いていると自分自身の経験を思い出して切なくなります。

2.高嶺の花子さん

言わずと知れたヒットシングル。

「back number」の名を世に知らしめた楽曲です。

ヒロインに恋い焦がれながらも、どうしようもない想いに胸をかきむしられる。

でも、どこかコミカルで「くすっ」と笑える歌詞に、ちょっとホッとする楽曲です。

 4.そのドレスちょっと待った

別れた恋人が結婚すると聞いて、戸惑う男が主人公の楽曲です。

でも、彼女からしたら「今更、何言ってんの？」って話ですよね。

女々しいにもほどがある。

そんな楽曲です。

5.花束

2011年6月に2ndシングルとしてリリース。

付き合い始めたばかりのふたりがこの先の付き合い方について話している楽曲です。

不安なことばかり言う彼女とどこか楽天的な彼。

まるで、そばで聞いているような錯覚が起きてしまうような歌詞です。

でも、こんな話って誰もがしたことありますよね。

ちょっとあの頃の自分を重ねてみたりします。

6.クリスマスソング

この楽曲は、CX系月曜9ドラマ「5→9～私に恋したお坊さん～」の主題歌ということもあって大ヒットしました。

このヒットによって「back number」の名前を知ったという人が大多数ではないでしょうか。

この年のクリスマスシーズン、この楽曲を聞かない日はないんじゃないかと思うぐらい街中に流れていました。

主人公は片想い中。

でも、ちょっと期待できることもあるみたいです。

これから、彼女の心をつかみ取るぞ！って歌に聞こえます。

 8.黒い猫の歌

2016年8月に配信がスタートされたデジタルシングルです。

3DCGアニメ映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の主題歌となっています。

この楽曲は今まで歌われていた恋の歌ではありません。

小さな挫折を繰り返しながらも希望に満ちた明日を夢見る主人公を応援したくなるような楽曲です。