「鳴らそう!」と言っているくらいなので、自分から鳴らしていく。
そんなイメージが合っていると感じました。
ある心理学者は「悲しいから泣くのではなく、泣いているから悲しい」と言っています。
それくらい行動って自分の感情に直結している。
だからうまく表現できなくてもいいから、自分の音を出していこうじゃないか!
そんな声に聞こえます。
誰に伝えるわけでもない声
OH 今叫ぼう
⾏く宛のない
この想いを
出典: ALL NIGHT LONG/作詞: ATSUSHI 作曲: SIRIUS,TESUNG Kim,ANDREW Choi
誰かに伝えようとして勇気を振り絞った声。
そんな声が伝わらなかったときってやるせないはずです。
でも誰に届けるわけでもない声を出すって気楽に感じませんか?
独り言って言ったらいいのでしょうか。
ただ独り言って意識し出すと無性に恥ずかしくなります。
それは意味のある言葉を発しているから。
意味のない叫びだったら少し気が楽になりませんか?
声だけ体の外に引っ張り出す。
これが重要な気がします。
でも普段声が小さい人にとって見ればこう思うはずです。
「大きい声を出すなんて私にはできない・・・・・・」
でも大丈夫!誰もいないところで練習すればいいんです。
例えば、誰もいない砂浜から大声で叫ぶイメージ。
誰も聞いていなければ思う存分叫べるはず。
きっと気持ちが楽になること間違いなしです!
身をまかせるように
踊ろう
どこまでも
魂の気がすむまで
It's all night long
出典: ALL NIGHT LONG/作詞: ATSUSHI 作曲: SIRIUS,TESUNG Kim,ANDREW Choi
踊ろうと意識すると上手に踊ろうと力が入ってしまいます。
ここで歌っている「踊ろう」に上手下手は関係ありません。
音楽が鳴り始めると体が自然にリズムを刻みだす。
そんな瞬間誰にでもあるはずです。
体が心地よく動いてくれる音楽とともに朝まで踊り続けよう!
まさに体が勝手に反応してしまう。
「何も考えずにこの心地良い時間を楽しもう」
「ALL NIGHT LONG」には、そんな願いが込められている気がしませんか?
良いときもあれば悪いときもある
今までずっと真⾯⽬に
⽣きてきたなんて
⾔うつもりはない
出典: ALL NIGHT LONG/作詞: ATSUSHI 作曲: SIRIUS,TESUNG Kim,ANDREW Choi
誰だって過ちを犯してしまうことはあるはずです。
でも「あの時はダメだったな」と自分で認めることが大切です。
やってしまったことは仕方ない。
言い訳をせずに取るべき責任を果たして自分と折り合いをつけていくことが重要だと言っています。
誰かを想ってこその行動
それでも⼈の幸せや
誰かの笑顔を
願って⽣きてきたはず
出典: ALL NIGHT LONG/作詞: ATSUSHI 作曲: SIRIUS,TESUNG Kim,ANDREW Choi
たとえ失敗したとしても、誰かを想っての行動であれば自分に納得できるはずです。
真面目とは言えないけれど真っすぐに生きてきた人ほど立ちふさがる壁も多い。
そんなもどかしさを抱えながらも毎日を必死に生きている。
本当は優しいはずのあなたは、いつも人のためを想って行動しているはず。
そんな励ましともいえるでしょう。
誰かの役に立てている喜び
その愛の⾳を鳴らそう!!
出典: ALL NIGHT LONG/作詞: ATSUSHI 作曲: SIRIUS,TESUNG Kim,ANDREW Choi
PVに話を戻します。
メンバーたちはそれぞれ違う武器を持ち、さまざまな鎧に身を包んでいます。
これって何を意味しているのでしょうか?
全員強すぎるというのは一目瞭然です。
何しろ14人で100万人の軍勢に立ち向かっているのですから!
しかし全員が同じ武器を持ち、同じ戦い方だったらどうでしょうか?
例えば接近戦しかできなかったとしたら、遠くから弓や大砲でやられてしまいます。
遠距離から援護できる人がいるからこそ、戦っていけるといえるでしょう。
実際の生活でも同じことがいえます。
リーダーシップをとるのが得意な人。
話し上手なムードメーカー。
口数は少ないけれどいないと困る縁の下の力持ち。
いろんな人が集まってお互いを支え合って日々は成り立っています。
「自分の個性が誰かの役に立てますように!」
こんな想いが込められているように感じます。