V6
国民的アイドルグループ
V6は言わずと知れたジャニーズ事務所所属のアイドルグループです。
1995年に『バレーボールワールドカップ』のイメージキャラクターとしてデビュー。
以降【WAになっておどろう】や【愛なんだ】等、誰もが知る国民的名曲を多数歌い上げてきました。
歌手グループとしての活動以外にもドラマやバラエティ番組など様々な分野で活躍しています。
解散発表
2020年には結成25周年を迎えたV6ですが2021年11月1日をもって解散することが発表されました。
発表があったのは2021年3月12日。
森田剛が事務所退所を表明し、グループの話し合いの末解散という答えにたどり着いたとのこと。
V6は20th Century(トニセン)とComing Century(カミセン)に分かれて活動することもありました。
森田剛含む年少組3人で構成されたComing CenturyはV6解散に伴い活動終了。
年長組3人で構成された20th Centuryは活動を継続するようです。
SMAPの解散、嵐の活動休止、TOKIOの独立に続きV6が解散。
一時代を築いたジャニーズグループが相次いで解散や休止を発表することとなりました。
時代は移り変わるものですが、これだけ続くと少し寂しいものがあります。
しかし、解散したからといって残してきた楽曲まで消えてしまうわけではありません。
【Air】
【Air】は2010年3月にリリースされたV6の11枚目のアルバム『READY?』に収録された楽曲です。
V6はフジテレビ系列で2001年4月〜2010年3月まで「VivaVivaV6」という冠番組を持っていました。
9年間続いたV6司会の人気バラエティ/グルメ番組です。
『READY?』のリリースと番組終了が重なった2010年3月には番組内でアルバム収録曲が多く流されました。
【Air】も「VivaVivaV6」のテーマソングとして流されたことがあります。
番組を観ていた方にとっては思い出深い曲ではないでしょうか。
それでは以下、そんな【Air】の歌詞を考察していきます。
愛はなくならない
たまにはすれ違いもあるけど
love has never gone baby いつの日もoh yeah
so we belong together これからも
ちょっとのすれ違い そんなときにでも
きっと分かり合える ふたりなら
出典: Air/作詞:H.U.B. 作曲:Daisuke"D.I"Imai
冒頭の歌詞です。
「gone」は「なくなる・消える」という意味。
歌い出しでは、愛はなくならない、愛は不滅だ、と歌われています。
これからも2人はずっと一緒だ、と。
長く一緒にいればすれ違うこともあるでしょう。
でも2人ならきっと乗り越えていける、と語りかけます。
この冒頭部分からもわかるように【Air】は大切な人に向けたラブソングです。
うまく言葉にできないこともあるけど
「聞いてるの?」って言う 君の唇と
「仕事中」って言う 僕の唇は
言いたい気持ちはわかってるのに
なんだかうまくいかないよね
出典: Air/作詞:H.U.B. 作曲:Daisuke"D.I"Imai
冒頭では2人の愛が不滅であることが宣言されましたが、どうやら順風満帆というわけではないようです。
どんなに心を許した相手でも言いたいことが上手く言えないことはよくあります。
長く一緒にいるからこそ言えないこともあるでしょう。人間関係というのは非常に複雑です。
ここでのシチュエーションは家の中でしょうか。
この曲は2010年にリリースされたものですが、在宅ワークを思わせるシチュエーションは今の時代にぴったりです。
コロナ禍による在宅ワークの影響で夫婦間に問題が発生している、という話も耳にしたことがあります。