大野くんの歌声に涙!
嵐の歌う「Be with you」は、ファンの間で根強い人気を誇っている曲です。
しっとりとしたバラードで、特にバラードが得意な大野くんの歌声が耳に残ります。
しかしこの曲がファンの間で特別人気があるのはどうしてなのでしょうか?
実はあるエピソードがこの曲の人気に火をつけたんです。
曲に人気が出たエピソード
それは、あるコンサートでのできごと。
この曲を歌う前の挨拶のとき、相場くんが涙を流しました。
その後「Be with you」を嵐全員が声を詰まらせながら歌ったということ。
出だしの大野くんの歌声の感極まっていて、会場全体が感動に包まれたそうです。
ちなみにそのコンサートのタイトルは「Time(2007)」。
DVDにもなっているので、気になった人は探してみてくださいね。
そんなエピソードもあり、とても人気のある「Be with you」。
歌詞はファンへ向けたって本当?
「Be with you」の歌詞を見てみると、確かにファンに向けて作られたように見えます。
歌詞に出てくる「君」=「ファン」、「僕」=「嵐」のように思えるのです。
残念ながら、真意がどうなのかは知る由がありません。
しかし、嵐がファンのみんなのことを大切にしていることには変わりはありません。
そしてファンに向けた曲なのかな?という想いが強くなるアルバムを発見しました!
嵐が選ぶ10曲に入っている!
嵐が2009年にリリースしたベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」。
初回限定版には嵐自身が選んだ10曲が収録されています。
なんとその10曲の中に、「Be with you」が収録されているのです。
ファンに人気の高い曲を自ら選んでくれるなんてさすがの嵐!
ファンの大好きな曲を選んでくれたのはうれしいですね!
ファンがぐっとくる曲は、嵐自身にとってもぐっとくる曲なのでしょう。
歌詞解釈!いつも君とともに…
そもそも歌詞とは、どんな意味なのか想像しながら聴くもの。
これが単なる恋愛ソングと読み取るか、ファンに向けた歌詞と読み取るかはあなた次第です。
今回の記事では、期待を込めて「Be with you」のファン向けの歌詞解釈をしてみたいと思います。
お互いの大切さに気付く
舗道に並んだ不揃いな二つの影
寄り添う様に伸びて行く
慌ただしい時間(とき)の中 流されない様に
僕ら手を繋いだ...
出典: Be with you/作詞:北浦正尚 作曲:北浦正尚
ファンに向けた歌詞という前提ですが、完全にファンに向けた歌詞と考えると意味がおかしくなります。
ファンに向けてはいますが、恋愛にも重ね合わせて考えるとしっくりくるのです。
例えば冒頭の歌詞部分。
2つの影は男女のように感じられます。
恋人が手をつないで同じ時間を歩いていくように、ファンと嵐も手をつなぎながら前に進むのです。
うっかりしていると忙しさに負けて自分を見失いそうになってしまう現代。
そんな中でもお互いの存在を感じながら生きていくことが大切なのかもしれませんね。
大切な人の名前を呼ぶ
人ゴミが流れて 急ぐ人の中で
悲しくなって君の名前 呼んだ
通り過ぎた風の匂い
新しい季節へ ほら色が変わってく
出典: Be with you/作詞:北浦正尚 作曲:北浦正尚
都会の人ゴミに紛れていると、側にいる人の声さえ聞こえなくなります。
自分とは関係がない人の声に紛れて大切な人の声が聞こえなくなるのです。
そんな自分に気付いた「僕」は、ふいにそんな悲しみに気付き、「君」を呼びます。
その声は「君」に届いたのでしょうか?
「僕」が嵐だとすると、「君=ファン」にその声は確実に届いています。
嵐の忙しさは半端ではないはずです。
嵐も忙しいとき、ファンの声が聞こえなくなるような気分になることがあるのでしょうか?
そうこうしているうちにも、ときは過ぎてゆきます。