1:38~何かを思案する男性メンバーたち
すっかり馴染んでしまって、一人宇宙人の輪の中にいるおかもとえみですが、対する男性陣は四人固まって何やら思案している様子。
まあ、いきなり得体の知れない惑星にやってきて、しかも宇宙人もめっちゃいるんです。
そりゃあ戸惑わない方がおかしいよね…なんて思っていたら…。
宇宙人相手にもナンパ!
次の瞬間には宇宙人女子のグループに声を掛けに動く4人。
なるほど…ナンパですか。
どうやら惑星に対する戸惑いはないようです。
この見た目の宇宙人なら可愛らしいし、ナンパするのもありかもしれません。
…ただ、地球に連れて帰ったりはきっとできませんよ。
大騒ぎになりますから。
2:00~岡本伸明が登場!フレンズオンステージ!
さて、みなさんお待ちかねでしょう。
ここに来ていよいよthe telephonesの岡本伸明の登場!
宇宙人に扮する彼は、他の宇宙人たちと楽しそうに遊んでいたおかもとえみをステージに上がるように促します。
彼はひょっとするとこの会場のスタッフなのかもしれませんね。
音響設備の関係も絶対詳しいですし。
音楽は惑星の壁さえも越えてしまう
ここから宇宙人のオーディエンスを前にして、フレンズのステージが始まります。
観客は宇宙人だけど、みんながそれぞれ思い思いに身体を揺らすその光景は見慣れた雰囲気。
「音楽は人種や言葉の壁さえも越えてしまう」なんてよく言われることですが、ここではもはや惑星の壁さえも越えてしまっています。
フレンズも見ている側もみんな楽しそう。
このワンシーンにフレンズの目指した音楽像がギュッと詰まっているような気がします。
岡本伸明のファンキーな鍵盤さばきも
そしてこの人がMVに出演したら、鍵盤を演奏しないわけにはいかないでしょう!
当然のごとく岡本伸明もフレンズのステージに飛び入り参加。
鍵盤の裏側に回って弾いてみせたりと、お馴染みのファンキーな腕さばきで楽しませてくれます。
ギターの三浦太郎との背中合わせの掛け合いがこれまた楽しげで微笑ましいですね。
3:07~宇宙船は故障していた
冒頭で宇宙船の外側にスモークが立ち込めていたのを覚えているでしょうか。
どうやら宇宙船は故障していた模様。
あのスモークは宇宙船本体から出たものだったのですね。
そしてここに来て宇宙人たちの協力の元、宇宙船の修理が行われます。
パーティを経て、宇宙人とメンバーたちの間には確かな絆が生まれたようですね。
なんだか感動的。こんな宇宙人たちの住む惑星なら、迷い込んでもいいかも…。
無事修理が成功!別れのときへ…
そして修理は無事成功。
車内のライトが点灯したことが、また宇宙船が旅に出られることも知らしめます。
一同「やったー!」という雰囲気ですが、同時にそれは別れのときがやってくるということ。
寂しい気持ちもあって当然…しかし誰もが笑顔で、寂しそうな顔は覗かせません。
ここでも手を振るメンバーを見送るかのように、岡本伸明の鍵盤ソロが繰り広げられます。
なぜだかそれだけは心なしか寂しげに聴こえたりして…。
なんしか宇宙船が壊れてよかったし、この惑星に不時着してよかった!
楽しい音楽に合わせて、暖かな気持ちにさせてくれるMVとなっていました。
音楽を楽しむ心があれば
「地球を越えても」というタイトルには、きっと音楽を楽しむ心があれば、たくさんの人と打ち解けることができるという意味が込められているのでしょう。
例え相手が宇宙人であったとしても、音楽を通して通じ合う様子が描かれたMVが、それを物語っています。
フレンズとはその名の通り。
彼らの音楽を聴いていると、楽しむ心をたくさんの人と分かち合いたいという気持ちがひしひしと伝わりますよね。
彼らのようなバンドがどんどん活躍しっていってくれれば、日本の音楽シーンももっと盛り上がっていくのではないでしょうか。
音楽を奏でていこうとすると、小難しいことも当然必要。
それは聴く側にとっても魅力の一つではありますが、良い音楽の根本にあるのはやはり「楽しむ」という部分なのでしょうね。