センターはチャン・ウォニョン
末っ子がセンター!?
アルバム「COLOR*IZ」を引っさげてデビューしたIZ*ONE。
当初はアイズワンという読み方も浸透していませんでした。
デビュー曲「La vie en Rose」のセンターはチャン・ウォニョン。
グループでも一番の年下です。
しかし、ダンスは一流のセンス。
音楽番組「PRODUCE48」でのオーディションでも異彩を放っていました。
ちなみに韓国では”マンネ(末っ子)”と呼ばれ、もてはやされます。
それは他のグループでも同じ。
MVでもセンターは目まぐるしく入れ替わります。
K-POPでは日本ほどセンター意識は高くありません。
ユニットのメンバー数が少ないこともあります。
どちらかというと曲の特徴に合わせて最適の人を選ぶスタイル。
メインを変えることで曲調の違いに対応しています。
毎回、同じ人がセンターだとイメージが固定化してしまいます。
力強いダンスが特徴
ダンスの違い
日本ではなかなか見られない振付です。
気の強い韓国ユニットらしさが出ています。
テンポは中ぐらいですが、とてもインパクトのある楽曲。
歌だけでなく、ダンスにもフォーカスすると見方が変わるでしょう。
大韓民国のファンはライブを中心に盛り上がるのが特徴。
そのため、アイドルもファンを大切にします。
仁川空港での帰国情報やイベント情報の提供もその一つ。
率先して情報を流すことでファンを獲得しています。
熱心なファンサービスによって支持を得るK-POP界。
発想そのものが日本とは違うのです。
ちょっとしたライブでもサイン会の場を設ける風潮があります。
飛行機でも東京からソウルは2,3時間。
将来の夢を描いた歌詞
素敵な未来
サンサン ヘ バ(想像して)
ノウィ La Vie en Rose(君たちのバラ色の人生を)
出典: La vie en Rose/作詞:MosPick 作曲:MosPick
0:44前後の歌詞。
”サンサン”は想像という意味です。
”ヘ”は”~する”の活用した形で原型は”ハダ”。
”サンサン ハダ”で”想像する”という意味になります。
”バ”は”見る”という意味。
原型は”ポダ”になり、よく”ハダ”の前につきます。
”未来”というのは先を見越すものです。
だから、目を使って”見通す”。
そのため、”見る”という意味の”バ”がつきます。
敬語にすると”サンサン ヘ ボセヨ”となります。
気軽な言葉遣い
「La vie en Rose」では敬語が使われていません。
明るい将来を語っているので主張している印象を与えるためです。
”ノウィ”は”君たちの”と翻訳しました。
しかし、敬語では”チェウィ”です。
”ノ”は”チェ”の柔らかい表現。
友達同士か、目下に対して使います。
”私”の柔らかい表現は”ナ”です。
仮に”ナウィ”としたら”俺の”みたいなニュアンスです。
”La vie en Rose”はフランス語です。
en は英語のin、Roseはバラです。
Laは定冠詞なので英語のthe とか aみたいなモノです。
”vie”が人生で、合わせてバラの中にいるような人生。
つまり”バラ色の人生”となります。
バラはヨーロッパでは家紋にも用いられるマーク。
”薔薇戦争”という戦争もイングランドで15世紀にありました。
つまり、身近な花の代表だったのです。