本当のことを言えてたらどうなっていた?

素直になれない心理

主人公はなぜ素直になれなかったのでしょうか?

その心理にも踏み込んでみたいと思います。

まず、楽曲の前半で歌われていた「君」との思い出から推測していきましょう。

唯一「馬鹿にできる」からピアニカの授業が楽しい、と言っていましたね。

ここからとある思考の癖が読み取れます。

他人と自分を比較して上下を付けてしまう

これは生まれ育った環境や経験で自然と身に着く感覚です。

比較されて育つと、他人も比較するようになります。

そしてコミュニケーションの全てに上下をつけるようになってしまうのです。

注目を集めるためには誰よりも上に立たないといけない。

こういった固定概念の刷り込みが、「強がり」へと変わってしまったのでしょう。

素直になれたら何が変わる?

本心ではずっと「君」のそばに居たかったのでしょう。

でも、強がって別れを受け入れてしまいました。

もし日ごろから素直に気持ちを伝えられていたら?

自然と関係性は続いたかもしれません

もし最後の時に「ずっと一緒にいたい」と言えていたら?

「君」はこの先も主人公と関わり続けようと思ってくれたかもしれません。

もし告白して振られたとしたら?

最初は落ち込むけど後悔は残らなかったかもしれません。

素直になった場合にどんな未来が待っているのか、考察してみました。

最後に

「素直」の歌詞はいかがでしたか?

歌唱からも主人公の心情が鮮明に表現されていましたが、歌詞もリアルでとても素敵。

一人の人間の思考がありのまま表現された印象でした。

特に思春期のころは「なぜか素直になれない」という時期を経験する人も多いのではないでしょうか?

後悔を重ねるたび、素直さの重要性が分かってくるのだと思います

主人公はこの経験で「君」との絆がいかに大切だったのか痛感しました。

成長していく過程の一場面として、色濃く記憶に刻まれたのではないでしょうか。

オススメの楽曲

TETORAの「ずるい人」をご紹介した記事はもう読みましたか?

まだ見てない!という人はぜひご覧ください。

素晴らしい歌詞のセンスに圧倒されますよ。

ハスキーボイスのかわいい女子が「ずるい!」って歌っているけど何がずるいの?大阪発の3ピースガールズバンドTETORAの「ずるい人」。この悲しい曲に込められた切ない想いに寄り添います。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね