「素直」になることで変わる未来
伝えられなかった後悔
2019年6月26日に1stアルバム「教室の一角より」が発売されます。
今回は一足先にMVが公開された収録曲「素直」をピックアップ!
過去を振り返ってみて「あの時素直になれなかったな…」と思うことはありませんか?
無数の選択肢で枝分かれしていく未来。
もしあの選択をしていたら今頃どうなっていたんだろう?
そう考えると、あらゆることに意味がある気がしてきます。
楽曲「素直」に描かれているのは、本心を伝えることができなかった後悔。
主人公は何を伝えたかったのでしょうか?
その歌詞に迫ります。
MVから伝わる魅力
シンプルなのに引き込まれる
こちらは「素直」のMVです。
高音になると混ざるハスキーボイスが素敵で、冒頭からインパクト大。
音源だけでは伝わらない迫力がありますね。
シンプルな構成のMVなのに引き込まれてしまいます。
実際にライブで見るともっと楽しめるアーティストなのでしょう。
では、歌詞の解釈へと進みましょう!
主人公はどんな性格?
まず、素直とはいえない主人公の思考が表現されています。
内面をリアルに映し出した棘のある言葉に注目していきましょう。
強がってはいるけど…
こんなのじゃ
悲しんでるみたいじゃないか
悲しくはないのに
悲しくはないのに
出典: 素直/作詞:上野はゆね 作曲:上野はゆね
この冒頭のフレーズに心を奪われた人もいるはず。
本当に悲しくないのでしょうか?
強がりのようにも思えますね。
今、自分の置かれた状況は本望じゃない。
そう言いたいのかもしれません。
主人公がこの感情に至るまでの経験を辿っていきましょう。
キーボードにまつわる記憶
家具になってしまったキーボードに電源をつけた
奥に追いやられてた楽譜
1ページめくるごとに ホコリは舞う
出典: 素直/作詞:上野はゆね 作曲:上野はゆね
ずっと使っていなかったキーボードを取り出したようです。
そして、かつて弾いていた楽曲の楽譜をめくる…。
ホコリが積もるほどなので、かなり長い期間放置されていたのがうかがえます。
この一連の行動にはどんな意味があるのでしょうか?
主人公は楽器にまつわるとある経験を思い出しています。
記憶を呼び覚ますことで、心が動いたのでしょう。
「君」との思い出
君に教えるのが好きだったんだ
ピアニカの授業だけ君を馬鹿にできた
もう 弾けないけどね
出典: 素直/作詞:上野はゆね 作曲:上野はゆね