あなたも私も太陽の子?

ケツメイシ【太陽】歌詞の意味を考察!あなたも太陽の子?優雅に生きる秘訣がここにある!情熱的に踊ろう♪の画像

「太陽 ケツメイシ」と書かれた頭をジリジリと焼く虫メガネの光。

こ、焦げる!

と止めに入りたくなりますね。

とても印象的なジャケット写真は、ケツメイシの「太陽」のもの。

これ何?と、何分も見続けてしまう面白いジャケット写真です。

今回特集するのがケツメイシの「太陽」。

ケツメイシ8枚目のシングルです。

ケツメイシ8枚目のシングル「太陽」

ケツメイシ【太陽】歌詞の意味を考察!あなたも太陽の子?優雅に生きる秘訣がここにある!情熱的に踊ろう♪の画像

「太陽」はレゲエのリズムが爽快なミドルテンポのナンバー。

この曲でイメージするのは「真夏」ではなく、「夏が通り過ぎて行く季節」です。

曲に溢れているのは、夏から秋に変わる時期のなんともいえない寂しさ。

暑い季節が終わってゆくこの時期の切なさを、ケツメイシが哀愁たっぷりに歌い上げています。

この曲のテーマはタイトルそのまま「太陽」

「太陽」にケツメイシが感じる想いとは何だったのでしょうか?

情熱的な想いに溢れたちょっぴりセンチメンタルな曲、「太陽」の歌詞を紐解きます。

ケツメイシ「太陽」の歌詞を紐解く

大自然のパワーに注目

皆さんは、辛いできごとがあったとき、何を考えますか?

辛いことがあったとき、散歩しながら外をながめていると心が落ち着くことがあります。

大自然の中では些細な事など気にならなくなるのです。

あれ?今までなんで悩んでたんだっけ?と不思議に思うようになったり。

そんな風に心を軽くしてくれるのが自然の力なのかもしれません。

今回紹介する「太陽」の歌詞には、太陽という自然のパワーが溢れています。

自然が人間に与えるパワーの偉大さ、それに注目しながら歌詞の世界に入ってみましょう。

あなたも太陽の子?

太陽はずっと 俺らを 照らす Oh
君が 辛いときも ずっと 空の上で
これからも 太陽はもっと 俺らを照らす Oh
たまの雨の日も 晴れわたるように
太陽の子でいよう

出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

どんなときでも空を見上げるとあるのが太陽。

いつからそこにあったのでしょう?

暑い夏はジリジリと強い光で地球に降り注いでいます。

例え曇りの日でも、雨の日でも、必ず太陽は雲の上にいるのです。

そしてそのことにとても安心している私たちがいることに驚きます。

いつもそこにいてくれるというとてつもない安心感がそこにあるようです。

もしかして私たちは太陽の子?

必ずそこにいて、見守ってくれる太陽の子なのかも。

そんな想いが頭をよぎります。

たまには雨の日もある。

でもそんな日には、明るい太陽が私たちに光をくれたように太陽にもお返ししたい。

太陽が再び安心して顔を出せるように、いつでも明るく生きていこう。

そんな意味が込められているように感じます。

自分の気持ちを反映してくれる空

太陽は今日も昇る青い空へ 白い雲は流れ時に降る恵みの雨
晴れては曇る 曇り空に雨降る 常にこれを繰り返す 今までも
真上を飛ぶ鳥のように 逃げてなりたいな自由に
でも負けじと耐えて辛さ乗り越えた時 見た空 いつもよりも青かった

出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

がむしゃらに生きる日々。

日々の雑用に追われ、弱音を吐きたくなることもあります。

しかし太陽はいつもそこにいる。

そう考えると、なんだか元気が湧いてきます。

よく空を見てみると、天気は人の気分のように変わってゆきます。

今晴れていたかと思えば、もう雨?あれ、もう止んでる?

そんな日々が続いていくのです。

でも、不思議と空はいつも私たちの気持ちを反映しているようなのです。

なんとなく気分が優れないとき、空を見上げると雨だった。といった経験がある人は多いでしょう。

このときの主人公は何かをがむしゃらに頑張ったよう。

そのときに見上げた空は、今まで見た事がないくらいに綺麗だったようです。

自分の頑張りに太陽が答えてくれた。

そんな気分になったのかもしれませんね。

必ず日は昇る

太陽に照らされて月は輝く その光る月を見て何思う
人は陽のあたる所ばかり選び歩くと いつかはその影が見えなくなる
辛い暗い長い夜が続くが 今にすぐにこの夜は明ける
今日は暗く落ち込む日でも 明日は東の空へまた陽が昇る

出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

この部分では、太陽に照らされた月を人生に例えた美しい比喩が見られます。

太陽はとても明るく私たちを照らしてくれるポジティブなエナジー。

でも、ポカポカと気持ち良く照らしてくれる時間には限界があります。

1日の終わりには必ず沈む太陽。

代わりにお世辞にも明るいとはいえない月が現れます。

ここで言う「暗い月」は「辛い人生」を表しているのだと思います。

辛いときは、もう一生このままで終わるんだ。と絶望することもあります。

でも、太陽がいつも昇るのと同じで終わりのこない夜はありません。

必ず日は昇る。

これがこの歌から感じとれる一番のメッセージです。

太陽よ、ありがとう!