【安室奈美恵/Go Round】歌詞を和訳して徹底解釈します！繰り返すのは涙の日々？それとも…？！

安室奈美恵の39枚目のシングルとなる「Go Round」。

歌詞中には切ない愛する気持ちが綴られ、どうやら涙がキーワードとなりそうです。

それにしても、ジャケ写が半端なく可愛いですね。

たとえ曲を知らなくても、ジャケ写だけで衝動買いしてしまいそうです。

この大人可愛い部分も、彼女の大きな魅力といえるでしょう。

そして外見だけでなく、彼女の研ぎ澄まされたパフォーマンスも魅力です。

彼女の素晴らしいパフォーマンスは、MVで確認できます。

本稿は素晴らしいパフォーマンスのMV紹介と、「Go Round」の歌詞を和訳した解説です。

あなたと一緒に安室奈美恵の世界を、思いっきり楽しみたいと考えています。

どうぞお楽しみください。

安室奈美恵「Go Round」のMVでは、陰と陽のような対照的なイメージを感じます。

ダンスシーンでは妖艶な印象で、俊敏なパフォーマンスが圧巻です。

彼女はレベルの高いダンスを難なくこなし、披露されるパフォーマンスが簡単なように感じます。

難しいステップでさえ簡単に感じさせる、彼女のスキルの高さを実感させるのです。

そしてスペード型の窓に腰掛けしっとりと歌う、彼女の切なそうな表情もなんともいえません。

はっきりとしたメイクも良いですが、ナチュラルメイクの彼女は美しい。

本作のMVは動と静という両面を楽しめるもので、あらゆる彼女の魅力を感じられるのです。

本稿で紹介しているMVはショートバージョンですが、その魅力を十分堪能できます。

愛する人との別れは、気持ちの整理がなかなかつかないものです。

人はこんなにも涙がでるものだと、不思議に感じることでしょう。

常に頭の中には愛する人との、楽しい思い出が渦巻きどうして良いのかわかりません。

フラッシュのように楽しい思い出が頭に浮かんでは消え、涙がこぼれる繰り返し。

いつになれば抜け出せるのか、全く先がみえません。

あなたも同じような経験をしたことがありませんか？

決着をつけたはずの関係なのに、心が切り替えられないのです。

安室奈美恵の「Go Round」では、このような状況が描かれます。

それでは本作の歌詞をひも解いてみましょう。

愛する人との別れを経ても、まだ残り続ける愛という気持ち。

愛しているけれども、このままの関係ではいけないと別れを決断したのです。

別れを伝えたメッセージが残り続け、消去せずにいられます。

関係を終わらせなければならなかった原因はわかりません。

ただ、愛する人の足かせとならないように、別れを選択しなければならない時もあります。

愛する人が夢を追い続けていて、その夢に自分の存在が影響しているとしたら。

たとえ愛していても、いや、愛するからこそ辛い決断をしなければならないのでしょう。

まるで別れた時から、時間が止まっているような感覚を抱きます。

自問自答を繰り返しながら苦しい時を過ごし、愛する人を求めてしまいます。

愛する人がお気に入りだったバックをみかけると、思わず駆け寄り顔を確認してしまうのです。

買い物をしていても、手にする品は彼の好きだったものばかり。

自宅に戻り買い物袋の中身を広げると、ほとんど彼のための品であふれています。

別れという決断が正しかったのかと自分自身に問いますが、答えがでる様子はありません。

彼のためにと別れを決断したけれども、未練は残りどうして良いのかわからないのです。

何回も、何日も、彼女の目から落ちる雫が止まりません。

「愛している…」

何度心の中で叫んだことか、数え切れないほどです。

頭によぎる彼の笑顔を、忘れることなどできません。

ぐるぐると回り続ける彼との思い出と、後悔の念。

彼女の頬が乾くことはなく、止めどなく流れる雫があたり前の光景になってしまいました。

別れからどれくらいの月日が経ったのかさえ、今の彼女にはわかりません。

彼のためと気持ちを抑えて、無理やり自身を奮い立たせます。