挑戦的なシングル曲!
過激な歌詞とダンスで話題に!
MVをチェック!
シンプルながらもセクシーなMV

浅く水が張ってある地面の上を、時には男性ダンサーと絡みながら踊る安室さん。
DJブースが一瞬、映るのでどこかのクラブのような場所なんでしょうか。
薄暗くて妖しい雰囲気をかもしだしています。
『WANT ME,WANT ME』のMVは基本的にシンプル。
人間がたくさん折り重なっているシーンとダンスシーン。
この2つしかありません。
(時折、意味ありげに触れ合う男女の様子も挟んでありますが。)
自信が満ちた挑発的な安室さんの表情にも注目してみてください。
同じアルバムに収録されたシングル曲『ALARM』では、少し恥ずかしそうな様子もうかがえました。
しかし、今回はしっかりカメラを見つめていて、とてもセクシーに感じます。
安室さんの成長が伝わりますね。
洋楽からの影響を強く受けている?
『WANT ME,WANT ME』は2005年にリリース。
当時、流行っていた洋楽の影響が強く感じられる楽曲でもあります。
隠れ家のようなクラブで踊るというシチュエーション…
2004年リリースの『All Nite (Don't Stop)』(ジャネット・ジャクソン)のMVを連想しました。
彼女に限らず、2000年代前半は妙にこんなMVが多かったものです。
(『Get Right』(ジェニファー・ロペス)など。)
人間がたくさん折り重なるというシーン。
2001年にリリースされた『I'm a Slave 4 U』(ブリトニー・スピアーズ)にもありました。
(汗まみれの男女が絡み合うというもっと過激な表現をされていましたが…)
楽曲自体もどことなくレゲエ風味です。
2002年に爆発的にヒットした『Get Busy』(ショーン・ポール)を意識しているのかもしれません。
(こちらも隠れ家的なクラブで踊るMV。)
しかし、単なるマネにとどまらず、安室さんの個性も発揮されている楽曲だと思います。
当時はセクシーすぎる!と話題になっていましたが、今見ると意外にそうでもないことに気づくのでは?
直接的な表現はさけて、“匂わせる”程度におさめています。
下品になりすぎていないのは安室さんならではですね。
ただ、スラング満載で書かれている英語の歌詞はとっても過激…!
どんな意味なんでしょうか。見てみましょう!
オブラートに包むように頑張りましたが、かなり際どいです。
過激な歌詞を和訳!
燃え上がる2人
Want me, want me はじけ飛ぶ
胸のボタン 焦りすぎて
Wait a minute ちょっと待った
落ち着いて手取り足取り
手こずる二人は like a virgin
でも忘れないでね Trojan
I am oochie, la la poppin' coochie
押さえ切れずに want me, baby
出典: WANT ME,WANT ME/作詞:MICHICO 作曲:MICHICO
タイトルにもなっている『WANT ME,WANT ME』。
意味は「私を求めて」という要求。
その気になった2人は服を脱ぐのももどかしい状態。
Wait a minute=“ちょっと待って”
そんな気持ちをなだめて、リードする主人公。
とても経験豊富な妖艶な美女といったイメージです。
マドンナの有名曲にもなっている「like a virgin」は“まるで経験がないバージンみたいに”という意味。
手順は分かっているはずなのに、興奮していて手元が怪しいようです。
「Trojan」は“トロイの木馬”を意味する単語ですが、別の意味が隠されています。
歌詞にはコンドームの商標名「Trojan」が出てくるなど、過激なものとなっている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/WANT_ME,_WANT_ME
海外ではメジャーな商品の名前なんだそうです。
2人が何をしようとしているかは言わずもがな…
oochie=“あの行為”
poppin'=“飛び跳ねるようなイメージ”
coochie=“女性の大事な部分”
それぞれスラングで際どい表現です…!
歌詞の主人公はかなり積極的になっていることは伝わると思います。