挑戦する前は、「失敗したらどうしよう」と不安を感じてしまうものです。
しかし失敗したところで、自分が自分であることに変わりはありません。
このパートの歌詞には、そんなメッセージが込められているように思えます。
私自身、「always」の優しくも力強い言葉に励まされたことがありました。
「No」や「Yes」という表現から、主人公が自問自答している様子が伝わってきます。
悩んだり落ち込んだりすることもあるけど、それでも「飛び立とう」。
何度も前を向こうとする主人公の姿に勇気を貰えます。
勉強を頑張る受験生の姿とも重なる部分がありますね。
信じていれば叶うはず!
「always」の2番では、夢は叶うと信じて頑張る主人公の姿が描かれています。
自問自答しながら前に進もうとする主人公の姿に共感できるはず!
夢なんかじゃない
夢じゃない!? あきらめず
そうじゃない!? 最後まで
誰でも初めは気付かないけど
必ず辿り着く
君の心の中に 希望があるから
苦しい時こそ願いは叶う
出典: always/作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果
高い目標を設定したとき、それが叶うことのない夢物語のように思えてしまう。
主人公はそんな経験をしたことがあるのでしょう。
受験生も高いレベルの志望校を設定したとき、「受かるはずない」と思ったことがあるのでは?
しかし主人公は「あきらめず」頑張ってみようと自分を励ましています。
誰だって、目標を設定したときは「本当に達成できるのか」と不安を抱えているでしょう。
それでも一歩ずつ進んでいけば、目標としていた場所に「必ず辿り着く」のです。
とても力強く、もうひと頑張りしてみようと思える言葉ですね。
受験勉強がつらいとき、最後の行の歌詞を胸に頑張った方もいたのではないでしょうか。
自分を信じてやってみよう!
always そう信じて 見つめてみよう
たとえそれがつらいことでもね
No それだけが自分じゃない
Yes この一瞬ごとが明日の君になる
出典: always/作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果
2番のサビは、1番のサビをもとにしています。
自問自答し、自分を励ます主人公の姿は1番と共通しているようです。
2番では、「つらいことだとしてもやってみよう」と主人公が自分を鼓舞しています。
頑張ったことは無駄じゃない。今日の頑張りは明日の自分をつくるはず。
そんなメッセージが、サビの最後の1文から伝わってきます。
ときには失敗もあるけれど
力強い英語の歌詞
Sometimes you win
Sometimes you lose
It doesn't matter
You make mistakes but for a reason
There's a chance to be won
God bless you for being yourself
Sometimes life is so beautiful yeah
出典: always/作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果
「失敗したとしてもいつか成功できるはず」という力強いメッセージが込められた歌詞です。
英語の歌詞の意味をひとつずつ見ていきましょう。
まずは最初の2文。
「ときには勝ち、ときには負けることもある」という意味になるでしょう。
人生の起伏を表しているようですね。
「It doesn't... reason」の部分は「気にしないで。失敗には理由がある」という意味。
「There's...」は「そこには成功のためのチャンスがある」と訳せるでしょう。
勝ち負けに一喜一憂するのではなく、その理由を探って次につなげていこうとする前向きな姿勢がうかがえます。
「God...」は「自分らしくある君に神の恩寵がありますように」。
最後の1文は「人生というのは、ときにはとても美しいものなんだ」という意味になるでしょう。
意訳ではありますが「自分自身を信じて頑張れば必ずいいことが起こるはず」という表現に思えます。
英語の歌詞にも込められた、こうした前向きなメッセージが受験生にも勇気をくれるはずです。
always give my love
always give my love to you
always give my love
出典: always/作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果
この部分の歌詞は、「always」で何度もくり返されています。
「いつも私の愛を君にあげる」と訳せそうです。
「君」というのは1番に出てきた大切な人のことかもしれませんが、自分自身のことも指しているでしょう。
「絶対大丈夫」だと自分を励ますこと。これもひとつの愛の形だと思います。
自分や大切な人を励ましながら前に進もうとする姿に、受験のときは共感したものです。
リリースから時が流れても、世代を超えて受験生の胸に届く歌詞なのではないでしょうか。