好きなあの子の週末に思いを馳せる朝。

楽しい週末になればいいと思う姿は優しい恋心を感じさせます。

MVでは冷蔵庫に寄りかかってスマホをチェックする青年。

そこに窓の外から思いを寄せる彼女が現れて踊る場面が描かれています。

本当に窓の外から彼女が現れたわけではなく、彼女のことを思う気持ちを表現しているのでしょう。

こういった表現から、主人公とあの子は直接週末にデートをするような関係ではないとわかります。

スマホをチェックしながらあの子のことを思い出していることから、連絡先は交換しているのかもしれません。

SNSやメッセージアプリでやりとりはするものの、2人きりでデートをするにはまだ遠い。

そんな片思いや友達のような関係の2人なのでしょう。

会えなくてもあの子が幸せでいてほしい。

そう願う彼の恋心が叶ってほしいと思わせてくれるフレーズです。

2/7を楽しみたい純情

待ちに待った 2/7到来
もう順序なし でも純情あり
全部 ほら楽しもう

出典: 2/7の順序なき純情/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

わくわくするようなサビ。

ここでの2/7というのは、1週間の7日のうちの2日を指します。

つまり週末の土曜と日曜です。

1週間の大半、5/7の間待ちに待った2/7。

そんな自由に過ごせる週末に、やるべき順序や決まりきった予定など必要ありません。

順序など決めずに、純情の赴くままに楽しく自由に過ごしたい。

週末の時間を全部楽しみ尽くしたい、わくわくする気持ちが伝わってきます。

疲れ切った体と心を充電

無理して疲れた身体を休めて

今日の心は充電中 最近はやたらとバッテリーの持ちが悪い
きっとほら使いすぎ

出典: 2/7の順序なき純情/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

毎日心と身体を酷使している日々。

だからこそ、休日にはゆっくり充電が必要です。

MVでは文字通りケーブルを耳に差し込んで倒れ込み「充電」する姿が描かれています。

充電式のバッテリーは、長く使っているとだんだんと持ちが悪くなってくるもの。

最初は長持ちしたスマホのバッテリーが次第に持たなくなる経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

心もそれと同じで、毎日酷使していたらだんだんとバッテリーが持たなくなってくるもの。

気を使ったり、つらい思いを我慢したり…。

そんな毎日頑張っている心だからこそ、休日は充電して休めてあげたいもの。

たまには何もせず、ゆっくり充電する休日も心にとっては必要なものなのです。

新しいことは心のエネルギー剤

知らない街の 知らない バスとか電車とか
飛び乗ってみるのも 何するのもキミシダイ

出典: 2/7の順序なき純情/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

思い切り休んで充電するのもひとつの心の休め方。

ですが、もうひとつリフレッシュにおすすめの方法があります。

それは、知らない街や場所へ出かけてみること。

仕事や学校がある平日は通る場所も同じになりがちです。

けれど少しだけ違う場所に行ってみたり、違う電車に乗ってみたり。

そんな新しい経験をしてみると、新しい発見があってリフレッシュできます。

「王様のブランチ」ではトラベル情報やグルメ情報街の新スポットなども紹介しています。

ゆっくり「王様のブランチ」を見て、充電したら知らない街へ飛び出してみてほしい。

そんなわくわくする場所へのガイドは、この番組が務めてくれます。

どこに出かけてみようか、何をしようか。

休日の予定も番組の内容もわくわくするメロディに乗せて伝えてくれる楽しい歌詞です。

週末こそ自分を褒め称えよう

大変だった毎日を乗り越えた自分にエールを

今週も色々あったな
「よくぞ今日まで」って自分をほめて

出典: 2/7の順序なき純情/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

2番のサビは「王様のブランチ」オープニングで使われていた部分です。

印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

平日の1週間を乗り越えて、ようやくたどり着いた土曜日の朝です。

1週間の間、誰しも仕事や学業、家事にそれぞれがんばってきました。

長い1週間の頑張りを振り返れば、よくぞ今日までがんばった!と思えるはずです。

こんなに大変な1週間を乗り越えたのですから、思う存分自分をほめて良い

ちょっと大げさなくらいに感じる表現ですが、それでいいのです。

大げさなくらいに自分をほめて、のんびりする。

それが次の1週間を迎えるためのエネルギーになるのですから。

終末じゃなくここが始まり