「Flame」は何気ない瞬間の大切さを歌った1曲
「Flame」は広く知られる意味では「炎」ですが、そこから派生して「焼き付ける」という意味もあるのです。
これに対して今回メンバーからの熱望によりディレクションを務めた武居佑̪吏監督は「ポジティブもネガティブも、生活の瞬間瞬間を愛しむ歌だと思っている」とコメント。
二人アイスを食べながら夜道を歩いたり、彼が帰ってくるのをドアの隙間からそっと覗いてみたり、一つのスーパーの袋を二人で持ったり。
どれもが何気ないありふれた瞬間なのですが、彼らにとってはきっと焼き付けておきたいかけがえのない思い出です。
人生において驚くような展開を迎えることは、そう多くはありません。
人生のほとんどは何気ない瞬間で作られている…そう思うと、何気ない瞬間の大切さが身に染みるように感じませんか?
この楽曲にはきっと、そんな何気ない瞬間の大切さが込められているのでしょう。
出演したキャストも注目株揃い!
MVに込められた意味もわかったところで、出演していたキャストについても気になるところですね。
実は今後要注目の役者さんが集められているので、ここで少し紹介しておきましょう!
ドアの隙間から彼の帰りを覗く様が可愛らしいあのカップルは?
まず一組目のカップルを演じているのは前原瑞樹さんと加藤才紀子さん。
彼が帰ってくるのをドアの隙間からイタズラっぽく覗いていた、あのカップルです。
前原瑞樹さんに関してはNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演していたのが最近では印象深いですね。
この人はテレビや映画もそうですが、舞台作品を数多くこなす実力派といったところ。
手に染み付いたみかんの匂いを鼻先に持っていくシーンが印象深い二人
二組目のカップルは大塚ヒロタさんと木村梨恵子さん。
みかんの匂いが手に染み付いてしまったのを、彼女の鼻先に持っていくシーンが微笑ましかったですね。
大塚ヒロタさんの出演作品を挙げると名立たる話題作が並びます。
映画で言えば2015年に公開された「進撃の巨人」では上官役、2018年の「BLEACH」ではサラリーマンの霊の役を。
難しい立ち位置の役回りを演じる、ベテラン俳優といったイメージです。
偶然かもしれませんが、出演作品に少年漫画から映画化されたものが多いですね。
そして木村梨恵子さんはどちらかというとCM出演が多い女優さんです。
auやマクドナルド、ファミリーマートなど、誰もが知っている企業のCMに多数出演。
この人も実力派といった印象ですね。
他の二組と比べるとちょっぴり大人なこの二人の組み合わせもまた、映像に味を出していました。
スーパーの袋を仲良く持っていたあの二人は?
最後は諏訪珠理さんと中田青渚さんのカップル。
スーパーの帰り道、袋を二人で持つシーンにはキュンとさせられました。
諏訪珠理さんは2020年2月クランクイン予定の映画「The Winning Bet」にて初主演を務める、19歳のフレッシュな役者さん。
このMV出演も若い彼の確かな足掛かりになるといいですね!
笑顔が爽やかな好青年といった印象です。
中田青渚さんはドラマ「中学聖日記」で香坂優役を務めたことでも話題を集めましたね。
香坂優は主役ではないのですが、クラスで一番の美少女とされているキャラクター。
今回のMVの中でもその可憐さが光っていました。
そのルックスを活かして、女優だけではなくグラビア方面でも活躍しているんですよ。
何気ないことでも当たり前ではない
今回はBase Ball Bearの1年9ヵ月ぶりの作品「ポラリス」より「Flame」を紹介、MVの内容に迫りました。
ふと思い出してクスリと笑ってしまったり、暖かい気持ちにさせられたり。
何気ないことであっても心に焼き付いて離れない瞬間というのは多々あるもの。
思えばそういった気持ちにさせてくれるという時点で、それはありふれたことではないのではないでしょうか。
そんな瞬間瞬間を大切だと気付けることで、また日々の見え方もきっと変わってくるはずです。
「Flame」は見落としてしまいがちな大切なことを教えてくれる楽曲。
その全貌にもいよいよ期待がかかりますね。