Base Ball Bearの17才とはこんな曲!

Base Ball Bear【17才】歌詞の意味解釈!何に気付いて欲しい?二度と来ない季節を読み解くの画像

2007年12月にリリースされたアルバム「17歳」のリードトラックとして収録された「17才」。

日本だけでなく、香港や台湾、マレーシアでもリリースされています。

ある人には、17才の頃の記憶を鮮烈に思い出させてくれる曲。

そしてある人にとっては、現在進行形の17才を感じさせてくれる曲です。

体がどんどん子供から大人へ成長して行くと共に精神的にも徐々に大人になって行く時期。

子供と大人の狭間、それが17才です。

「もう大人だ」と思う面があると思えば、時々子供な部分が顔を覗かせる…

そんな不安定で不完全な時期が、この17才という曲の中で、描かれています。

それでは早速、青春ソングの定番といっても過言ではない17才の世界を、ご案内致しましょう!

甘酸っぱい恋…

檸檬のような17才

17才 It’s seventeen 檸檬がはじけるような日々
生きている気がした気持ち それがすべてだ

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

歌詞冒頭。

17才といえば、青春真っ只中です。

青春はその甘酸っぱさから良く、檸檬に例えられます。

檸檬のようにみずみずしくはじける17才。

日々の中で生きている実感があることが大事なのだと、訴えかけます。

ありふれた、恋

17才 It’s seventeen 黒い髪の君がきらり
掴んだ腕 残るBCG wow wow

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

そしてそんな甘酸っぱい日々を送るある日、黒い髪の君に恋をしたのです。

気持ちが溢れて思わず、黒い髪の君の腕を掴んでしまいます。

その腕にはBCGの跡がある、というのがミソですね。

腕にBCGの跡がまだある事で完全には大人になっていない未成熟さを表現しています。

甘酸っぱいですね。

でも…失恋

痛すぎる心

傷ついて痛いかい?

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

黒い髪の君に恋をして、幸せな日を過ごしていたのに別れはある日突然、訪れます。

始まりがあるものはいつか終わりがある…

大好きだった黒い髪の君との恋の終わりは突然訪れました。

振られてしまったのかもしれません。

多感な17才の失恋は、それはそれは辛くて…

心が壊れてしまいそうになる程、胸を締め付けてきます。

こんな経験誰だってあるのではないでしょうか。

誰かに聞いてほしいけど…

気付いてほしいのかい?

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介