このパートの歌詞では、1番とは対照的に主人公が抱いている前向きな気持ちが描かれています。
どんどん歩き続けて先に行く。未来に進んでいくんだ。
主人公の中にある推進力を感じる歌詞です。
最後の行の歌詞に「僕の手をとって」という意味の英語が出てきます。
まるで夢に向かって主人公が声をかけているように思えませんか?
この後に続く2番のサビでは、1番のサビと同じ歌詞を歌っています。
主人公たちが夢を目指し、前に向かって歩き続けている様子が伝わってくるはずです。
僕らは夢を追う「フースゲンガー」
「Gänger」のラストの歌詞では、成長した自分に対する応援の気持ちが歌われています。
ラストの歌詞にも登場する「フースゲンガー」は、いったい誰のことなのでしょうか?
僕自身が「フースゲンガー」
いつか だんだん大人に近づいて
煌めいた瞳 閉じきって
何光年先の闇に沈んでも
あの日の流星にエールを!
ダウンタウン眺めて 歌って
はしゃぎまわった僕らの完成を
描き続けろ フースゲンガー
出典: Gänger/作詞:夏代孝明 作曲:夏代孝明
夢を追いかけているうちに時間が経ち、いつか主人公は大人になるでしょう。
大人になったとき、今と同じように純粋に夢を追いかけることはできているのでしょうか。
きっと今と同じ気持ちを維持することは難しいだろう。主人公はそう感じています。
実際に大人になると、学生時代のきらきらとした気持ちを保つことの難しさを感じるはずです。
主人公は、夢をあきらめそうになったときはもう一度夢を思い出せ、と自分を応援しています。
「君」とともに夢を目指して駆けていった夜の街。星のように輝く夢。
「理想を追い求めて歩き続けた僕ら自身がフースゲンガーじゃないか」と主人公は気づいたのでしょう。
夢という目的地に向かって、一歩ずつ自分の足で進んでいくフースゲンガー。
そんな自分であり続けたい、と主人公は思うのです。
絶望を乗り越え、輝く場所を目指していく主人公を見ていると、まるで心が開放されていくように感じませんか?
まとめ
夏代孝明さんの「Gänger」は、夢という目的地に向かって前に歩いていく「フースゲンガー」の姿が印象的。
まるで心が開放されていくかのような歌詞に元気をもらえた人も多いのではないでしょうか。
私も歩みを止めずに1人の「フースゲンガー」として歩き続けていきたいな、と思いました。
「Gänger」のように心が開放される曲は他にもあります。
特にラックライフの「Naru」は、悩みを抱えながらもありったけの自分を表現する姿が心に残ります。
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