きただにひろし【OVER THE TOP】歌詞の意味を解釈！順位とは？準備してきたものについて迫る

アニメソングの歌手として有名なきただにひろしさん。

1999年に現在の名義でデビュー。

アニメ「ONE PIECE」の初代オープニングテーマ「ウィーアー!」が有名です。

そして、2011年にリリースした「ウィーゴー!」も「ONE PIECE」のテーマソングになりました。

そんなきただにさんが15枚目のシングルとして2019年にリリースしたのがこの「OVER THE TOP」です。

この曲も「ONE PIECE」のテーマソングに起用されました。

パワフルなメロディと歌詞が特徴的で「ONE PIECE」の世界観にぴったりな曲です。

タイトルの「OVER THE TOP」とは「思い切って」「限界を超えて」というような意味。

一体この意味が、歌詞の中でどのように表現されているのでしょうか。

それではこの「OVER THE TOP」の歌詞について解説していきたいと思います。

歌詞の1行目と2行目。

誰しもが夢や幸せだと思うものがあるでしょう。

夢を叶えたり、幸せを手にいれるためには、自分の限界を超えることが大切だということを述べています。

この気持ちを持ち続けながら、旅は始まっていくのです。

自分の知らない世界へ向かうことは、とても怖いことで、簡単なことではありません。

何かに挑戦するときには、少し億劫な気持ちになってしまうもの。

歌詞の4行目に「荒ぶる」という表現があるように、あまり穏やかな様子ではないことがわかります。

簡単には進めていないということがわかるのではないでしょうか。

また「波」という言葉からも船が海を進む「ONE PIECE」らしさが表れています。

その荒波もこえて、自分が一番に夢を掴みに行くような勢いで進み続けるのです。

気持ちで負けていない様子が伝わってくるのではないでしょうか。

挑戦する怖さはありますが、それに怯えている暇はないのです。

とにかく進んでいこう、そのような気持ちを歌詞から読み取ることができます。

歌詞の1行目。

自分に立ち向かってくる相手が大きく見えるということは、自分がただ小さくなっているだけなのです。

きっと自信をもって進めば、全く怖い存在ではないのかもしれません。

その敵に立ち向かうしかない、倒さなければ進むことはできない。

だからこそ気持ちで負けるというようなことはできないのです。

相手は、自分のことをとても弱い存在だと思っているかもしれません。

「自分に立ち向かってくるなんて」と思っているかもしれませんが、自分はそんな相手にも屈しないのです。

そして歌詞の6行目。

辛い気持ちであったとしても、余裕さを出すこと。

それが自分の気持ちを強く持つ秘訣なのでしょう。

先ほどから述べているように、自分の知らない未来へ進むのであれば、気持ちを強く持つことが大切なのです。

「自分ならできる」という気持ちを持ちながら進むことで、知らない間に自分の後ろに道ができている。

そのようなことが歌詞の3行目からは描かれています。

今自分が歩いている場所、そしてこれから進む場所は地図などない、全く知らないところ。

しかし、そこを自分が歩くことで新しい地図ができあがるのです。

新たに道を進むことで、また自分の知らない新しさや新鮮さを感じることができるのです。

また、自分が進むにつれ成長することで、さらに高いハードルが自分に向かってきます。

それを飛び越えることは難しいことかもしれません。

しかし、自分が波乱を巻き起こすほどの勢いで向かうしかないのです。

先ほど「一番に夢を掴みに行く」というような表現の歌詞が出てきました。

自分が夢を掴むレースに参戦することで、他人が驚くような展開にしていくのです。