2016年11月30日発売の3rdシングル。
恋人同士が同じ季節を過ごしますが、やがて別れてしまいます。でもひとつひとつの思い出は大切なもの。
「出会いと別れ」がテーマになっていますがこの恋に後悔はないという清々しさを覚えます。
メンバーもこの曲では珍しく、笑顔が見られますよ。
公式MVがあるのですが、「二人セゾン」は振り付けが本当に可愛らしいんです。
MVより普通に歌って踊ってる姿をぜひ見てください。
花のない桜を見上げて
満開の日を想ったことはあったか?
想像しなきゃ
夢は見られない
心の窓
出典: 二人セゾン/作詞:秋元康 作 曲:SoichiroK、Nozomu.S
テーマである「心の躍動」をダンスで表現
冒頭、メンバーたちは「欅の木」を表現しています。
枝が風に揺らめき、フォーメーションに平手さんも合流して2つの円に。
音楽と歌声がとても澄んで美しいし、スキップしてるみんなが可愛い……!
ジャンプもバレエを基調としていて片足が跳ねているのが特徴的です。
欅坂のこだわりである「広がるスカート」もこの曲が一番ふわっとして見えます。
また、歌詞の「花のない~想ったことはあったか?」はとても秋元さんらしい言い回し。
問いかけることで聞いている側をハッとさせるのが好きなようです。
「想像しなきゃ 夢は見られない」。ごもっともでございます……。
ちなみに「好きな歌ランキング」だとこの曲が1位でした。笑
第4位 不協和音
2017年4月5日発売の4thシングル。
この曲から欅坂にいい風が吹いてきたように思っています。
1stの「サイレントマジョリティー」とテイストが似ていて、路線を引き戻したような印象があります。
「サイレントマジョリティー」では「オトナに迎合しない生き方」が描かれていました。
この曲は「同年代に迎合しない生き方」が描かれています。
ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく
もっと新しい世界
僕は嫌だ
出典: 不協和音/作詞:秋元康 作曲:バグベア
倒れるくらいの迫力で……!
今の世の中で人と違う声を上げるのは勇気がいります。特に学生はそこが「社会」のほとんどです。
「KY(空気読めない)」が流行語になったのは2007年。誰もがその場の空気に馴染まなくてはと思っていました。
欅坂のメンバーが「僕は嫌だ!」とはっきり言うのが聞いている人の勇気になるのでしょう。
ところでこの曲を聞くとどうしても「第68回NHK紅白歌合戦(2017年)」を思い出します。
司会・内村光良さんとのコラボで湧きましたが、曲が終わった途端、メンバーが体調不良で倒れてしまいました。
平手さん、鈴本美愉(すずもと・みゆ)さん、志田愛佳(しだ・まなか)さんの3人です。
平手さんは曲中から既に様子がおかしく手も震えていて、内村さんが「大丈夫?」と声をかけていました。
欅坂は大勢で力いっぱい踊るので、舞台上の酸素が薄いらしいです……。
志田さんは後のインタビューで「それくらいやらないとやった気がしない」と言っていました。
そんな男前なコメントしないでください。惚れてまうやろー。笑
第3位 風に吹かれても
2017年10月25日発売の5thシングル。
友達だったはずの相手に気持ちが揺れている主人公。
「曖昧なままも悪くないんじゃない?」と結論付ける、欅坂にしてはちょっと大人っぽい歌です。
これまで広がるスカートが特徴的だった欅坂が黒スーツに白シャツのスタイルに挑戦しました。
上記ジャケットはType-Cですが、左端の土生瑞穂(はぶ・みずほ)さんがカッコいい……。
ファッション誌「JJ」で専属モデルをされているだけあって、スタイルいいですねぇ。
風が止んだって
ハッピーでいられるよ
そばにいるだけでいいんだ
そんな生き方も
悪くはないんじゃない?
愛しさがずっと続くだろう
出典: 風に吹かれても/作詞:秋元康 作曲:シライシ紗トリ
歌番組にもいとうさんが……!
日本テレビ「ベストアーティスト2017」でいとうさんとコラボしました。相変わらず見事な完コピ……。
欅坂の冠番組だけじゃなくこんな大きな舞台にまで出てしまうとは。どこへ行くの、いとうさん。笑
平手さんのボーイッシュな眼鏡姿も印象的です。