タイトルの意味は?
君のことを知りたい どんな小さなことも
はきだめのドブネズミとビスケットでも分け合おうか
出典: 優しくなりたいな/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
2番Aメロで歌われている「はきだめの~」の歌詞。
この部分にこそ、曲のタイトル「優しくなりたいな」の意味が隠されているように思います。
恐らくこの曲は片想いを歌った曲。
切なくて苦しい片想いの中、優しい人間になって「君」に好かれたい。
それこそドブネズミとビスケットを分け合うくらいに。
好きになった相手に誰よりも優しくしたいという気持ちなのでしょう。
第7位「ガーベラ」
繰り返されるハロー
ハロー ハロー ハロー 闇の中 手が触れた
白い闇の中で
出典: ガーベラ/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
淡々としたメロディーの中、サビで「ハロー」という言葉が繰り返し使われます。
これは闇の中で何かと出会ったということなのでしょう。
しかも歌われているのは「白い闇」。
光に目が眩んだが故の「白」なのか?
それとも濃い霧の中を彷徨っている闇なのか?
いずれにせよ、どんな状態でも生きていれば出会いは必ずあるということなのかしれませんね。
第6位「ホタル」
刹那的な歌詞にしんみり
ひとつずつ バラまいて片づけ
生まれて死ぬまでのノルマから
紙のような 翼ではばたき
どこか遠いところまで
出典: ホタル/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
「ホタル」は、暗闇の中で見た一筋の光に縋るような、そんな”必死さ”を感じる歌詞です。
2番Aメロの歌詞では、無機質な人生とそこから抜け出そうとする決意が書かれています。
「ノルマ」なんて言葉からは、無力感や悲壮感が漂っていますね。
そんな人生を終わりにして、遠くへ行きたい。
切実な願いであり、どこか刹那的でもある歌詞にしんみりとした気持ちになります。
第5位「遥か」
第5位は2001年に発売された23枚目シングル「遥か」です。
不思議な雰囲気を持った曲の中、得も言われぬ切なさを感じます。
PVも少し変わった世界観で作られていて、映像から歌詞を考察してみても面白いですね。