「気分爽快」(森高千里)なのに歌詞は親友に好きな人を取られた実体験で切ない！？黒澤健一作曲の名曲！

気分爽快と言っているけどめちゃくちゃ泣けますね(笑)いま、まさにこの状態だけど、“のもう～♪”のところを歌うと飲み会で、すごく盛り上がるので助かっています！

「二日酔いにする程度で許してやるんだから、感謝しなさいよ!!」というのは、負け惜しみのような気がするという意見や、この歌の「気分爽快」って実は「気分不快」が本音じゃない？という意見もありました。 

「気分爽快」は黒澤健一作曲の名曲です。非常にアップテンポで明るい楽曲で、歌詞の深刻な状況を吹き飛ばしています。

さらに、森高千里が歌うと、「失恋のショック」と言った感じも相殺されてしまっているのが幸いです。森高千里って、そういうイメージだから、男女問わず人気があるのですねという評価も多くありました。

しかし、PVの出演者をじっくり見ていくますと、その中には色々な愛の形が表現されているのです。 

「喧嘩して、彼女に逃げられ落ち込む男性」「三角関係で男性を取り合う三人」「女性のみで食事して、恋人がいない二人」「仲の良い恋人同士」「喧嘩中の二人」「仲直りした二人」

様々な愛の形が映像に残っています。その愛の形一つとして、この歌詞に表現されていることが分かります。

以前、男性・女性三対三の合コンをしました。 ・三人とも感じは良かったけれど、私は、寡黙で笑顔が素敵な彼に好感を持ちました。彼は、大学時代はバスケットの国体選手で、名前の通った企業の営業マンです。

全員の合意で、メール交換しました。”誰がパートナーになるでしょう占い“で盛り上がりました。

翌日、親友の彼女と昼食をしながら、昨日の話をしていたら、同じ彼が良いと言うので、二人で”あの人いいよねぇ“とテンションが上がりました。 

それから二か月、彼以外の人から、元気？のメールが来て少しやり取りしました。彼からは、メールはなく、親友の手前もあり、自分から連絡しませんでした。

私にとって、ちょっとした憧れであり、連絡もないから、彼も私に気がないのだと思いました。 

日にちが経つにつれ、あまり彼のことが気にならなくなった頃、親友からメールがあり、”相談事がある”というのです。 

二人でよく行くイタリアン・レストランで逢いました。

”暫く！元気？”「元気！」“相談って、何”「まず、乾杯しよう！」二人ともビールとおつまみを注文しました。”ああ　ビールおいしいね。さて、何食べようかな？“ 

「あのさぁ、実はね！」親友が口を開きました。“あの合コンで逢った彼から、時々メールがあったの。電話でも何度か話してたのね。」

”エー！マジ？“　内心、少しショック！でも心が傷つくまで行ってない自分を即確認しました。

「彼、長期出張していて、明日ね、初デートなの。ごめんね！報告遅れてごめん！」

“私？全然大丈夫！良かったじゃない！おめでとう！”スムーズに言葉が出ました。

私の表情を見て、親友の笑顔がはち切れていきました。「ありがとう！話して胸がスーとした。話して良かった！」

「「気分爽快」の歌詞を、選んでもらえなかった「私」の視点で解釈してみます。」

合コンから、二か月もたつのに、全く報告が遅すぎるわ。でも、彼が長期出張だったならしょうがないわね。 私もどこかで期待してたのかな？少しだけがっかりしたもの。私に、一度もメールも来てないし、最初から彼女が気に入ってたのね。

でも、彼女を選んでもらって良かった！ほかの人でなくて良かった！ほかの人だったら、何にもわからず、勘違いし続けていたかも知れないもの。 二人に乾杯しちゃおう！その方が、すっきりするかもね。

今日はとことん飲みましょう！どんな二人の会話なの？明日は、どこでデート？全部きかせてよ！

正直言うと私かなと思っていたのよ！でも、ちゃんと話してくれてありがとう！

公園や海のドライブなんて、妬けるわ！でも楽しんできてね。