2番の歌詞をチェック
自分の視野を広げ、世界の形を見出した
少しだけ嫌いだった世界は変わってないのに
1mm上げた瞼で形の意味を知る
笑顔が下手な私でいいの?
傷つけたくない
初めてそう思った
出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO
1行目の歌詞の表現から、主人公は社会に不満や生き辛さを感じていたのが分かります。
しかし、視線を1mmだけでも上に向けるだけで世界は違って見えたのです。
主人公は視野を広げることで世界がどんな風に変わって見えるのか、分かったのでしょう。
ここではそんな新しい世界の形を見出しました。
3行目は、1番の歌詞3行目の「対」になっており、感情表現が苦手な2人であることが分かります。
また、1番と2番の相反するフレーズから、自分は傷ついても相手は傷つけたくはない。
そんな主人公の優しさが垣間見える内容になっています。
あの頃の恋とは違っても、2人一緒なら…
空から落ちる星のように
偶然あなたと出逢えた
まばたきの間に見逃してしまえば
気付かずにいたはずの恋
何もかも捨てられるような
あの頃の恋とは違うけど
何にもないような退屈な道も
あなたとなら彩ることが出来るよ
出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO
流れ星を見たときのように、2人の出会いはまさに奇跡でした。
まばたきの一瞬で見逃してしまうような運命的な恋。
しかし、主人公にとって今の恋は若い頃のように無我夢中で周りが見えなくなるような恋ではありません。
平凡に思える恋。
退屈にも思える毎日でも、2人一緒だからこそ世界の形が色鮮やかに映っているのでしょう。
過去も含めて全てを知りたい
あなたの涙が枯れたとき
近くにいてあげたかった
どんな人生を歩んできたのか
私にだけは教えてよ
出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO
人生において挫折や失敗はつきものです。
主人公の大切な相手も、きっと様々な壁を乗り越えてきたことがこの歌詞の部分に込められています。
人にはいいにくい過去があるでしょう。
しかし、信頼し合っている相手だからこそ深い部分まで知りたいと主人公は思っているのです。
つらい時期もあったけど、全て今につながっている
笑い方を忘れたのは
あなたと思い出すためだね
どんな過去があっても今に繋がってる
意味なんてわからないけど
出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO
主人公自身もこれまでに辛い経験をしたことがこの歌詞からは想像できます。
それでも、これからは大切な相手と一緒に笑い合いたいと思っているのが分かります。
お互いにどんな過去があっても、2人で前向きに今を生きていこうという決意が感じられる部分です。
最後の表現は少し投げやりにも思えますね。
ここで伝えたいのは、生きる意味や今に繋がる過去の出来事について考えてもわからないということ。
しかし、答えなんて出ないことがわかっているからこその表現になるのではないでしょうか。
流れ星に3回、願いを込めて
空から落ちる星のように
いつか消える運命でも
世界の片隅でひとりぼっちじゃない
そう思えたらきっと救われる
出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO