冒頭でも紹介しましたが、サビ部分で繰り返されるのは流れ星のことです。

流れ星に3回お願いすると願いが叶うとされています。

曲中には流れ星を示すこの歌詞が3回登場することから、主人公の願いが込められていることが分かります。

そして、「大切な人がそばにいてくれれば、この広い世界でも1人ではないと思える」。

そんな心境になったのでしょう。

主人公の成長が感じられる大事な場面ですね。

これからは2人で喜びも悲しみも乗り越えていこう

巡り巡る時を駆けて
喜びも悲しみも全部
抱きしめ合うようなそんな瞬間を
あなたとふたりで重ねよう

出典: 空から落ちる星のように/作詞:CHIAKI SATO 作曲:CHIAKI SATO

最後のサビは、これから同じ時間を過ごして行く2人を表しています。

嬉しいことも悲しいことも分け合っていく、そんな決意が感じられますね。

どんなことがあっても2人で乗り越え、大切な人がそばにいてくれればそれだけで十分。

そんな主人公の成長していく姿、強く生きていく姿が目に浮かびます。

空から落ちる星のようにの歌詞考察まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は佐藤千亜妃の【空から落ちる星のように】歌詞を解釈してきました。

過去の傷や悲しみを乗り越え、幸せの形やこれまでとは違う、新しい世界の形が見出されていたのです。

それらの形は人それぞれ考え方が異なるものですが、人間は決して1人では生きていけません。

大切な人がそばにいてくれればひとりぼっちじゃない、そう思えることで強く生きていくことができる。

そんな、希望に満ちた意味歌詞の中で示されていたのです。

また、歌詞だけでなく、MVにも佐藤千亜妃の意図が込められています。

【空から落ちる星のように】は歌詞だけ見れば王道の恋愛ソングです。

しかし、MVはまだ少女の2人が主人公になっています。

これはおそらく形に縛られない恋の形を示しているのだと考えられるのではないでしょうか。

ジェンダーレスのこの時代、恋愛にも様々な形があります。

だからこそ、あえて成熟した大人の男女ではなく、2人の繊細な少女を主人公に選んだのでしょう。

歌詞の解釈を含め、MVと共にもう一度この楽曲を楽しんでいただけると新しい発見があるかもしれません。

また、初のソロアルバム『PLANET』には、ソロとして活動を再開した彼女の想いが感じられます。

一回りも二周りも大きくなった彼女の素敵な楽曲が詰まったアルバムです。

まだアルバムを聴いていないという方は併せて楽しんでみてはいかがでしょうか?

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